ホームパーティーで盛り上がる料理を作ろう!簡単準備で豪華に見えるレシピ集

目次
仲のいい友達と、家族と、恋人と、部屋に集まってホームパーティー!
最近はデリバリーもテイクアウトも充実していますが、手料理でおもてなししたい気持ちもあるのではないでしょうか。
ごはんが豪華になれば食卓がパッと華やかになって、盛り上がること間違いありません!
今回は、意外と簡単に作れるホームパーティー向けの料理を6品ご紹介します。
ホームパーティーで盛り上がるのはどんな料理?
ホームパーティーが盛り上がるのは、見た目にインパクトがある料理でしょう。
見た目のインパクトをつけたい時には、使う食材の色合いや、サイズ感で普段の料理と差をつけると良いでしょう。
遊びごころをくすぐられるような仕掛けがある料理もおすすめです。
見た目が鮮やか
「パーティーらしさ」を演出するのはやはり華やかさでしょう。
食材の色を増やすことで映える料理になるので、食材選びから色彩に気を配ってみましょう。
特に赤・緑・黄を意識して配置すると、料理の鮮やかさを演出できます。
遊びごころがくすぐられる
遊び心が取り入れられている料理は、全員の共通の話題にもなりその場を明るくしてくれます。
チーズフォンデュや手巻き寿司といった、自分で具材を選ぶ料理があると場が盛り上がります。
他にも、「何かに似せる」などモチーフがあるような見た目で楽しめるものも良いです。
料理以外にも、お皿やカラトリーなど目につくところにキュートなグッズを使うと話のネタになってくれます。
普段作らないサイズ感
大きなお皿が運ばれてくると、それだけでワクワクしてしまいます。
ビッグサイズの料理はパーティーのメインになるので、気合を入れて用意したいところです。
ピザやパイ、ちらし寿司のように主食になるものや、目を引く肉料理などを大皿料理に持ってくると、テーブルが映えること間違いなしです。
鉄板やホットプレートを使って大きさを印象付けても良いでしょう。
【ホームパーティーで盛り上がる】メイン大皿料理
登場した時にわっと盛り上がる、主役級の料理です。
メインディッシュは存在感だけでなく、食べ応えもあるものが良いでしょう。
今回紹介する料理は、どちらもオーブンで焼き上げる料理なので、焼いている間に他の料理に取り掛かることができます。
カラフル野菜のぎゅうぎゅう焼き
好きな具材をごろごろと敷き詰めてオーブンで焼くだけの「ぎゅうぎゅう焼き」は簡単で見栄えのするホームパーティーに最適の料理です。
具材が多く下ごしらえをするため工程が多くなっていますが、基本は並べてオーブンで焼くだけのレシピです。
人数に合わせて具材の量も調整しやすいのもポイントです。
ブロッコリーやジャガイモなどの火が通りにくい野菜は下茹でなどの下ごしらえを先にしておきましょう。
今回はオーブンで焼く作り方を紹介していますが、ホットプレートで作ってもOKです。
材料(4人前)
<調味料>
- オリーブオイル…適量(具材に回しかけられる量)
- にんにくチューブ(おろしにんにく)…2cm(1かけ分)
- 塩…小さじ1.5
<具材>
- 肉(鶏もも肉、豚ロースなど)…200g
- ゆでエビ…4本
- ジャガイモ…小2個
- マッシュルーム…4個
- ニンニク…4かけ
- アスパラガス…2本
- プチトマト…4個
- ブロッコリー…1/2本
決まった具材はありません。
好みや味付けのアレンジによって、具材は自在にアレンジしましょう。
お肉にはタンドリーチキン風など、下味をつけて印象を強くしても良いでしょう。
作り方(所要時間:30分+焼き時間20分)
<下ごしらえ>
- 肉を一口大に切ります。肉に下味をつけたい場合はここで味付けをしておきましょう。
- ジャガイモの皮をむき、一口大に切ります。耐熱容器に並べて軽くラップをし、3分ほどレンジで加熱します。
- アスパラガスの根元を4cmほど切り落とします。太いものの場合は根元側の皮をピーラーでむきましょう。その後3cmくらいの食べやすい大きさに切ります。
- ブロッコリーは食べやすいように房にわけ、30秒ほど下茹でしておきます。
- プチトマトを半分に切ります。大きさによってはそのまま並べても構いませんが、その場合は加熱時に破裂しないように皮に切り込みを入れておきましょう。
- 他の具材も食べやすい大きさにカットしておきます。ニンニクは薄皮がある状態にしておきます。
<調理>
- オーブンを170度に余熱します。
- 大き目のボウルにオリーブオイル、塩、にんにくチューブを合わせます。そこに具材を入れて全体に味がなじむように混ぜます。
- オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上に具材をのせていくいます。コツは大きなものから配置し、すき間を小さなもので埋めることです。全体に火が通るように重ならないように置いていきましょう。
- 余熱が終わったオーブンに、天板を入れて20分焼いて完成。
ほうれん草と生ハムのキッシュ
キッシュはパイ生地に具材を入れて焼く料理です。
ホールの料理は切り分けずにそのまま出すと存在感が増して、テンションがあがること間違いなし!
キッシュは全体が黄色いので、具材で赤や緑を取り入れると華やかになっておすすめです。
材料(4人前:直径22cmのタルト型1個分)
- 冷凍パイシート(18×18cm)…1枚
- ほうれん草…2株
- 生ハム…5枚ほど
- 玉ねぎ…1/2個
- しめじ…1/2株
- 卵…3個
- 生クリーム…100ml
- 塩コショウ…少々
作り方(所要時間:20分+焼き時間20分)
- あらかじめ冷凍パイシートを常温に戻しておきます。
- やわらかくなったパイシートをめん棒で伸ばし、厚みが均等になるようにタルト型に敷き詰めます。敷いたパイシートの底に何か所かにフォークを刺して穴をあけておきましょう。この生地は具材が準備できるまで冷凍庫で冷やしておきます。
- 洗ったほうれん草を3~5cm程度に切ります。玉ねぎも薄切りにして、しめじもほぐしておきましょう。
- オーブンを180度に余熱しておきます。
- しめじを炒めます。火が通ったら玉ねぎ、ほうれん草を加えて炒め、塩コショウで軽く味をつけます。火を止めて、粗熱をとっておきましょう。
- 卵を溶き、生クリームを加えて卵液を作ります。
- 02の生地に、生ハムをちぎって均等に置いていきます。その上に04の具材を入れてならし、05の卵液を流し込みます。
- 余熱が終わったオーブンに入れて、15~20分焼きます。焼きあがったら型から外して完成。
【ホームパーティーで盛り上がる】サブ料理
ホームパーティーでは食卓を彩るサブ料理もかかせません。
メインとちょっと系統が違う料理を準備しておくと、飽きずに食べることができます。
前菜としても出せて、つまみながら談笑できるような2品を紹介します。
餃子の皮で一口ピザ
餃子の皮にデコレーションをして、一口ピザを作ります。
具材や味を工夫すれば、バリエーション豊かなパーティー料理になるでしょう。
材料だけを先に準備して、自分で組み合わせてホットプレートで焼けば「一口ピザパーティー」の主役にもなってくれます。
材料(1人分あたり)
- 餃子の皮…3枚
- ピザ用チーズ…適量
- 下地にするソース(ケチャップ、マヨネーズ、照り焼きソースなど)…小さじ2
- トッピング具材(ウインナー、ピーマン、ツナなど)…適量
具材は家にあるものや他の料理で使ったもので応用できます。
彩り豊かな具材を自由に用意しましょう。
作り方(所要時間:15分)
- 餃子の皮に下地用ソースを塗ります。
- 具材をのせて、その上にピザ用チーズをのせます。
- トースターやグリル、ホットプレートで焼きます。餃子の皮の周りがきつね色に色づき、チーズが溶けたら完成。トースターなら機種によりますが3~5分くらいで焼きあがります。
パフェ風グラスサラダ
小さめのグラスに交互に具材を詰めたサラダは、まるでパフェのようです。
ブロッコリー、トマトなど鮮やかな食材でデコレーションしましょう。
赤・緑・黄色・白など、色を意識して具材を選んでください。
材料(1人分あたり)
例)
- 生ハム…1枚
- キュウリ…1/6本
- コーン缶…大さじ1
- 赤パプリカ…1/6個
- ブロッコリー…1房
など。
使用するグラスに合わせて、分量は調整してください。
カラフルになるように、色がちがう具材を交互に組み合わせてみましょう。
作り方(所要時間:15分)
明確な作り方はありません。見栄えするようにきれいに、具材を順に重ねていきましょう。
- 具材を小さめにカットします。キューブ状だとグラスに入れやすくおすすめ。生ハムやサーモン、レタスなどは上部で大きく印象を持たせるなども見栄えにつながるのでグラスに合わせる程度にしておきましょう。
- グラスに具材を、色味をみながら順に重ねるように入れていきます。大きなものを入れる前には小さなものですき間を調整するとくずれにくくなります。
- トップには華やかさを演出する具材を置いて飾り付けたら完成。具材に合わせた好みのドレッシングを添えましょう。
【ホームパーティーで盛り上がる】箸休め料理
パーティーの後半になって少しだけつまみたい時にピッタリの料理です。
ちょっとつまめればいいので、多く作る必要はありません。
時間もかからない料理なので、料理が減ってきたらさっと作ってもいいでしょう。
フライドパスタ
スナック替わりにフライドパスタはいかがでしょうか。
普段から常備している乾麺のスパゲッティを揚げて味をつけるだけの簡単な一品です。
揚げ物ですが気負わずに、簡単にフライパンで作ることができます。
材料(作りやすい分量)
フライパンの大きさによってはスパゲッティを半分に折ると作りやすいです。
- スパゲッティ…100g
- 油…適量
- 塩、シーズニングパウダーなど…適量
作り方(所要時間:5分)
- フライパンに油を2㎝ほど入れて180度に加熱します。菜箸を入れてしゅわしゅわと泡が立つ状態が目安です。
- スパゲッティをフライパンに入れて20~30秒揚げ、取り出します。一度に入れず3回程度に分けて揚げましょう。
- 揚がったスパゲッティに塩などを振って味付けしたら完成。
ペペロンチーノ風枝豆
せっかくのパーティーなので、冷凍の枝豆もそのまま出すのではなく少し手を加えてみましょう。
ピリッと辛味の効いたペペロンチーノ風の味付けは、くせになること間違いありません。
材料(作りやすい分量)
- 冷凍枝豆…1袋(200g)
- オリーブオイル…大さじ1
- にんにく…1かけ
- 赤トウガラシ…1本
にんにくはチューブでもいいですが、生のにんにくをみじん切りにして使うと、具としても印象が強くなります。
作り方(所要時間:10分)
- フライパンにオリーブオイルと、輪切りにした赤トウガラシを入れて置いておきます。こうすることでオイルに辛味が移ります。(辛みがあまり得意でない場合は抜くか、枝豆に火が通ってから入れてください)
- にんにくをみじん切りにし、同じく01に追加します。
- フライパンを弱火で加熱します。香りが出てきたら冷凍枝豆を加えて中火で炒めます。
- フライパンに蓋をして、軽く蒸し焼きにします。水分は冷凍枝豆から出たもののみでも良いですが、枝豆の火の通り具合によっては水を少量足してください。
- 枝豆に火が通り、風味がついたら完成。
ホームパーティー料理を作る時の注意
ホームパーティーなどで他人に手料理を振る舞う時には注意しておくべきことがあります。
昨今は特に衛生面を気にする人も多いので、細かな気配りができるようにしておきましょう。
事前にゲストにヒアリングしておくことも大切です。
アレルギーや好き嫌いを聞いておく
事前に、ゲストに食べ物の好き嫌いやアレルギーを聞いておきましょう。
特にアレルギーについては、症状の程度も含めて聞いておきましょう。
ゲスト側は、自分から言い出しづらいと感じていることが多いので、ホスト側から先に尋ねることで言いやすい状況を作っておきます。
先にゲストの好みなどを聞いておくことで、料理を考える時の参考にもなります。
手料理を作る時はマスク+アルコール消毒
近年は特に、衛生管理について重要視されています。
感染症や食中毒対策として、人に振る舞う料理を作る時には手指のアルコール消毒とマスクを着用しましょう。
同時に、生ものを長時間出しておかないなどにも注意しましょう。
取り分け用の箸やスプーンを使用する
大皿の料理や自分で取って楽しむ料理には、必ず取り分け用の箸やスプーン、トングなどを用意しておきましょう。
人と共有して食べる料理に抵抗がある人もいるので、少しでも抵抗感を減らして楽しんでもらえるような気配りをがあると喜んでもらえます。
まとめ:素敵な料理でホームパーティーを盛り上げよう!
普段よりも多い量の料理の準備は大変ですが、普段作れないものを作るチャンスです。
彩りなど、盛り上がる要素をおさえて献立を考えるだけで、パッと華やぐホームパーティーになるので挑戦してみましょう。
事前にゲストにヒアリングをしておくことで、準備する料理を考えやすくなります。
ホストもゲストも楽しめる、素敵な一日を演出しましょう。