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レンチンおかずの時短&おいしいレシピ!手軽に作れる5品を紹介

目次
ほとんどの家に電子レンジは置いてあると思います。
コンビニやスーパーで買ったお惣菜などを温めることに使う人が多いと思いますが、レンジが実はスーパー調理器具だということはご存知ですか?
電子レンジがあれば、コンロを使わなくても簡単におかずを作ることができます!
火を使わない調理が可能なレンジ調理は、日々忙しい人や、部屋のコンロが少ないと悩んでいる人に特におすすめです。
ただし、レンジ調理ならではの注意点もあるので、一度確認しておきましょう。
レンチンだけでどんなおかずが作れるの?
電子レンジだと、じゃがいも、かぼちゃ、根菜などは特に早く火が通るので、調理の下準備に使う人も多いでしょう。
そのくらい早く火が通るので、蒸し料理やちょっとした煮物も簡単につくることができます。
また、ラップをしない状態で温めれば、水分が飛んで炒め料理風にすることも可能です。
こうした方法で、簡単なものから普段ならちょっと面倒なものまで、様々な種類のおかずをつくることができます。
耐熱ボウルがあると便利
レンジだけでおかずを作る場合は長時間加熱や何度か加熱をする場合もあるので、調理用のグッズを用意することをおすすめします。
四角い容器よりも丸い容器の方がレンジの熱が均等に食材に伝わるので、耐熱ボウルがあると良いでしょう。
材料を混ぜ合わせてそのまま加熱できるので、調理器具も少なく済みます。
普段使いするような食器を使っていると、容器が長時間加熱に耐えられずに割れたり変形してしまうこともあります。
レンジに中を掃除しておこう
レンジの中が汚れていると、レンジの電波が汚れのほうに向かってしまい加熱がうまくできなくなる場合があります。
加熱効率が下がってしまうので、レンジの中は拭き掃除をしてきれいな状態にしておきましょう。
特にレンジ調理では調味料が加熱されてはねることもあるので、使う前と使った後にはふき取り掃除をしておくことをおすすめします。
レンチンだけで作れる主菜おかず
電子レンジでも、肉を使った料理を簡単に作ることができます。
薄切り肉をベースに、蒸し焼き風にしたり、調味料で和えて煮物風にするなどでボリュームメニューを仕上げることができます。
ただし肉は生焼け状態にならないように注意して、状態に合わせて加熱時間を調節しましょう。
レンチンで豆苗の豚肉巻き
薄切りの豚肉で野菜を巻き、レンジで加熱するだけのメニューです。
焼きながらひっくり返したりしないので崩れにくいところも簡単ポイントです。
お手頃で手に取りやすく、一度刈り取った後も上手に育てれば2回食べられる豆苗を使って簡単節約メニューを作りましょう。
千切りにしたにんじんやもやし、えのきなどを追加して巻くのもおすすめです。
材料(1人前)
- 豚肉(薄切り)…100g
- 豆苗…1パック
- 塩こしょう…少々
- ポン酢…大さじ1
作り方(所要時間:10分)
- 豆苗の根元を切り落とし、さらに半分(肉の幅によっては1/3)に切ります。
- 薄切り豚肉をひろげて、豆苗をのせて手前から巻きます。
- 02に塩コショウを振り、皿にのせてラップをかけます。
- 600Wで5分ほどレンジで加熱します。
- ラップをはずし、裏側まで加熱できているかを確認します。加熱できていればポン酢をかけて完成。
レンチン簡単牛皿
ボリュームたっぷりの牛皿が、レンチンだけで作れます。
そのままおかずにするのはもちろん、ご飯にのせて牛丼に、ひと手間加えてオムレツの中に入れてみたりとアレンジも豊富です。
材料(1人前)
- 牛肉(薄切り、こま切れなど)…100g
- 玉ねぎ…1/4個
- チューブしょうが…小さじ1/2
- めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2
- 砂糖…小さじ1/2
作り方(所要時間:10分)
- 玉ねぎを薄切りにします。
- 耐熱ボウルに牛肉と玉ねぎ、チューブしょうが、砂糖、めんつゆを入れて混ぜます。
- 耐熱ボウルにラップをし、600Wで3分レンジで加熱します。
- 一度取り出し、全体を混ぜ合わせてラップを直してさらに1分30秒~2分ほどレンジで加熱し完成。(火の通り具合で調整する)
レンチンだけで作れる副菜おかず
電子レンジがあれば、主菜をコンロでつくりつつ、副菜をレンジで作ることができます。
簡単に蒸し料理を作れるので、ヘルシーに品数を増やすことができます。
特におすすめなのは、野菜を使った副菜です。
短時間で加熱できる電子レンジは、野菜などの栄養価を分解せずに残すことができるので栄養面でもメリットがあるのです。
レンチン野菜ナムル
野菜を細切りにして、味付けしてチンするだけで簡単にナムルが作れます。
今回はもやしで作りますが、にんじん、ピーマン、キャベツなどなんでも合わせやすい味付けになっているのでぜひ作ってみてください。
野菜を変えた場合は、好みの歯ごたえになるように加熱時間を調整してください。
材料(1人前)
- もやし(野菜)…1/4袋(50g目安)
- ごま油…小さじ1
- 鶏ガラスープ…小さじ1/3程度
- 塩こしょう…少々
作り方(所要時間:5分)
- もやしを洗い、耐熱容器に入れます。他の野菜の場合は細切りにしておきます。
- 鶏ガラスープ、ごま油、塩こしょうを01に入れ、全体を混ぜ合わせます。味の濃さは好みで調整してください。
- 耐熱容器にラップをかけ、600Wで1分ほどレンジで加熱します。
- ラップをはずし再度全体を混ぜて完成。
レンチン茶碗蒸し
茶碗蒸しは気泡がはいらないように、卵をやさしく合わせるのがコツです。
蒸し器を使わないレンチン調理なら気軽に作れるので、家にある好みの具材で追加の一品にいかがでしょうか。
専用の器が無くても、マグカップを使えば茶碗蒸しはすぐに作れます。
材料(1人前)
- 卵…1個
- 白だし…大さじ1
- 水…100㏄
- かまぼこ、しいたけ、三つ葉などの具材…お好みで
作り方(所要時間:10分)
- 水と白だしを合わせます。濃さは好みで調整してください。
- 01と具材を耐熱容器(マグカップなど)に入れて、500Wで1分30秒レンジで加熱します。
- 卵を白身と黄身がきれいに混ざるように溶きます。
- 02に03をゆっくりと入れ、軽く混ぜ合わせます。茶こしなどがあれば使用するときれいに仕上がりやすくなります。
- ラップをして500Wで1分30秒レンジで加熱します。固まっていれば完成。
レンチンかぼちゃサラダ
固いかぼちゃもレンチンすればすぐに柔らかく、切るのも簡単になります。
かぼちゃのレンチンは他の料理の下ごしらえにも便利ですが、今回は加熱したかぼちゃを軽くつぶして、具材を混ぜてサラダにします。
材料(1人前)
- かぼちゃ(種をとったもの)…100g
- 玉ねぎ…1/4個
- ベーコン(ハム)…1~2枚
- マヨネーズ…大さじ1
- 塩こしょう…少々
作り方(所要時間:15分)
- かぼちゃの種を取った状態で、そのままラップでくるみます。600Wで2分レンジで加熱します。固さ次第では向きを変えて再加熱をしてください。
- 玉ねぎを薄切りにし、ベーコン(ハム)を細切りにしておきます。
- 加熱したかぼちゃを取り出し、ぶつ切りにします。耐熱ボウルにいれてスプーンやマッシャーを使って潰します。
- 玉ねぎ、ベーコン(ハム)、マヨネーズを入れて混ぜ合わせ、塩こしょうで味をととのえて完成。
レンチンおかず調理の注意点
便利なレンチンおかずレシピを紹介してきましたが、作る時には注意点があります。
特に、電子レンジには入れてはいけないものがあります。
レンジ調理したものを安心して食べられるように、安全にレンジを使用するために2つのポイントを覚えておきましょう。
しっかりと加熱する
レンチンだけでおかずを作る場合、注意したいのは加熱ムラです。
電子レンジでの加熱は火を使った調理と比べて、均等に加熱することがうまくできません。
加熱ムラを減らすため、材料を小さめに切ったり、複数回に分けて加熱するなどの対策が必要です。
特に生肉を使う場合は薄切りのものなど火が通りやすい状態のものを使用して、加熱ムラによる生焼けを防ぎましょう。
レンジに入れてはいけないもの
電子レンジに金属を入れて加熱してはいけません。
アルミホイルやスプーン・フォーク、ホーロー鍋など、キッチン用品として普段から使いやすい金属製品は多いです。
しかしアルミを含む金属をレンジに入れると、庫内で放電をおこしてしまい最悪の場合爆発する恐れがあります。
また、ゆで卵は爆発するのでレンジで温めてはいけないというのも有名です。
殻があるもの、薄い膜があるものは基本的にレンジでの調理は向いていません。
まとめ:レンチンおかずでお手軽時短!
家にほぼ必ずある電子レンジを上手に使えば、簡単におかずをつくることができます。
レンジで加熱している間にちょっと一息いれたり、他の家事をしたり、もう一品つくったりと、時間を上手に使うこともできるので、日々の充実に一役買ってくれるでしょう。
手軽にできる自炊の第一歩に、レンジ調理を取り入れてみませんか?