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ルームシェアすると仲が悪くなる?トラブルやメリット、注意点とは?

目次
- 1 ルームシェアのトラブル例!
- 2 ルームシェアのメリット
- 3 ルームシェアのデメリット
- 4 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点10選!
- 4.1 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点①…事前にルールをしっかり決める
- 4.2 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点②…家具・家電の手配の分担に不公平がないようにする
- 4.3 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点③…家事の分担はルールを決め、必ず守る
- 4.4 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点④…経済観念の似ている相手を選ぶ
- 4.5 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑤…不満は大きくならないうちに、話し合って解決する
- 4.6 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑥…お金の貸し借りはダメ!
- 4.7 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑦…貴重品の管理に気を付ける
- 4.8 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑧…期間を決める?
- 4.9 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑨…お互い様の使い方に注意する
- 4.10 ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑩…干渉しない
- 5 ルームシェアに最適な物件を探そう!
- 6 仲が悪くならないルームシェアで、トラブルを避けて楽しく過ごそう!
一人暮らしは寂しい!お金がかかる!そんな一人暮らしのデメリットを解決できるルームシェア。ですが、ルームシェアをすると友達同士の仲が悪くなる、という話もよく聞きます。ルームシェアで気を付けるポイントを知ることで、快適なルームシェアの方法を探ってみませんか?
ルームシェアのトラブル例!
ルームシェアとは、仲の良い友達やルームシェアの募集サイトなどで知り合ったルームメイトなどと、マンションやアパートの一室を借りて共同生活することです。家族以外の他人と同じ屋根の下で過ごすことは、楽しいこともある半面トラブルが多いことも予想できます。
具体的にはどんなトラブルが生じるのでしょうか?
ルームシェアのトラブル例①…水回りの使い方
ルームシェアでは、お風呂やトイレ、キッチンの使い方など、水回りの使い方や掃除の方法でトラブルが生じることが多いようです。
清潔感の違いは人によって大きく異なります。ある人には気にならないレベルのことでも他の人には大きなストレスになることはよくあります。特に水回りのトラブルは家族同士でも揉めることが多い問題ですので、お互いルームメイトへの気遣いが不可欠です。
ルームシェアのトラブル例②…掃除の仕方
同じく清潔感の違いによるトラブルとして、ルームシェアでは掃除の仕方でトラブルになるケースもよく耳にします。
特に片方のルームメイトが綺麗好きで、もう一方のルームメイトがズボラな性格の場合には、綺麗好きのルームメイトの方に大きなストレスがかかってしまいます。掃除の程度や頻度、ごみ処理の方法やごみ出しのルールなど、細かいルール決めが必要でしょう。
ルームシェアのトラブル例③…家事の分担で不公平感を感じることがある
家事の分担で不公平感を感じることがあるのもルームシェアのトラブルの原因です。
一緒に生活していれば、共用部分の掃除やごみ出しなど、どうしても共通で生じる家事があります。ですから曜日ごとであるとか、1週間ごとであるとか、ルーティンを決めて家事を分担することが多いかと思います。
ところが用事が重なり片方がなかなか自分の順番の時に責任を果たせない、ついサボってしまうなどという状況が続くと、もう一方のルームメイトに不公平感が募ってしまいます。
ルームシェアのトラブル例④…共同部分の費用負担で揉める可能性がある
お金のトラブルは、深刻になるケースが多いので特に注意が必要です。水道光熱費や日用品費など、一緒に生活していく上で共通に使用するものは、半分ずつ折半することが多いでしょう。
しかし経済観念の違いやライフスタイルの違いで、片方の使用量が大幅に多く両者のバランスを欠いている場合には、費用の負担の仕方で揉める可能性があります。
ルームシェアのトラブル例⑤…自分の私物を使われて、内心不快に感じることがある
一緒に生活していると足りないものがあった時に貸し借りできるのは便利ですが、それがあまりにも頻繁だったり一方的だったりすると、相手の不満となる可能性があります。
また冷蔵庫も共通で利用するのが一般的かと思いますが、冷蔵庫の中のスペースを分けて使用しないとどちらの物か分からなくなり、相手の物を使ってしまうというトラブルになりかねません。ましてや生活を共にするうちに甘えが出て、勝手に相手の物を使ったり食べてしまったりするようになると相手は内心穏やかではないでしょう。
ルームシェアのトラブル例⑥…相手の生活音が気になり騒音に感じる
わずかな生活音も気になり始めると気になった側にとっては騒音と感じます。音を出している側は悪気がなくても、電話の音、音楽の音など、相手に大きなストレスを与えている可能性もあります。
ルームシェアのトラブル例⑦…一人になりたい時に気を使って言えない
ルームシェアのメリットの中には、一人暮らしの寂しさを感じなくて済むということもあります。
ですが時には誰にも気兼ねなく一人で過ごしたいと思う瞬間もあるものです。一方の相手が話し相手を求めている時に一人の時間を過ごしたいと言い出せないこともあり、どちらかがストレスに感じてしまうケースもあるようです。
ルームシェアのメリット
家族以外の人と暮らすことで感じるストレスは大きいと思いますが、ルームシェアには魅力も沢山あります。どんなメリットがあるのか考えてみましょう!
ルームシェアのメリット①…家賃の負担が減る
ルームシェアでは複数のルームメイトとマンションやアパートの1部屋を共同で借りることから、家賃を折半することで家賃の負担が減ります。もしくは同じ家賃でも、一人暮らしでは住めないような交通の便の良い部屋や、少し広めの部屋に住めるメリットがあります。
ルームシェアのメリット②…光熱費の固定費部分の負担が減る
ルームシェアの場合には、水道・光熱費は代表者の名義で契約し、折半して支払うのが一般的です。水道や光熱費の使用量は人数が増える分増えますが、使用量にかかわらずかかる固定費部分は半分になるので、全体として水道・光熱費も節約できることになります。
ルームシェアのメリット③…Wi-Fiを共同で使用できる
Wi-Fiは一人で使っても数人で共同で使用しても追加の費用はかからないので、ルームシェアすることでWi-Fiにかかる費用の節約が可能です。
ルームシェアのメリット④…家事を分担することで効率的になる
お風呂やトイレ、リビング、キッチンなどの共用部分の掃除やごみ出しなど、家事を当番制にするなどして分担することで、一人で生活するよりも負担が減ることもあります。
ルームシェアのメリット⑤…一人暮らしの孤独がない
一人暮らしでは、部屋に帰っても「おかえりなさい!」と迎えてくれる人はいません。そんな暮らしが味気ないと感じる人にとっては、部屋に帰ればルームメイトがいる暮らしは一人暮らしの孤独感から解放される魅力があるでしょう。また生活の上で困ったことが生じた際にも、一緒に対応できるパートナーの存在は心強いのではないでしょうか?
ルームシェアのメリット⑥…食事を一人で食べなくて済むかも
ルームシェアの相手にもよりますが、一緒に自炊するなど食事も共に楽しめるルームメイトであれば、一人で食事するわびしさも感じなくて済むでしょう。
ルームシェアのデメリット
ではルームシェアのデメリットとは、どんなところにあるのでしょうか?
ルームシェアのデメリット①…プライバシーが保てない
ルームシェアの一番のデメリットは、プライバシーが保てないことでしょう。
一人暮らしの寂しさとプライバシー、どちらを優先するか?ルームシェアというライフスタイルを選択する以上、付きまとう問題です。
ルームシェアのデメリット②…生活習慣・生活リズムの違いでトラブルになる
ルームシェアでは生活習慣・生活リズムの違いでトラブルになる例が多く見られます。赤の他人が一緒に暮らすのですから、それぞれが当たり前だと思っていたことも実は当たり前ではないことに気が付くでしょう。
ルームシェアのデメリット③…金銭感覚の違いでトラブルになる
共同生活する上で金銭感覚が違いすぎるのもお互いのストレスになります。一方が節約家で一方が浪費傾向がある際には、ルームシェアは難しくなるでしょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点10選!
快適にルームシェア生活を送るためには対策や注意が必要です。お互いの不公平感、ライフスタイルの違い、信用できる相手かというところから、ルームシェア生活を楽しむ秘訣を考えて行きましょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点①…事前にルールをしっかり決める
どんなに仲の良い相手でも、生活してみると「こんな人だとは思わなかった!」と感じることは多いものです。事前にしっかりと話し合い、細かいところまでルールを決めておきましょう!
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点②…家具・家電の手配の分担に不公平がないようにする
ルームシェアを始めるには、最初に家具や家電を揃える必要があります。
リビングやキッチンで使用するものは共同で揃えなくてはなりませんが、シェアを解消する時にはそれぞれが引き取ることになります。どちらがどれを用意して引き取るかなど、処分する際のことも考えて、どの家具・家電をどちらが用意するか決めましょう。
その際に不公平感がないように分担を考えなくてはなりません。場合によってはレンタルを利用する方法もあるでしょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点③…家事の分担はルールを決め、必ず守る
家事の分担についてルールを決めたら、必ず守ることが大切です。もし事情があって守れない時は、交代してもらって後日必ず約束を守りましょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点④…経済観念の似ている相手を選ぶ
ルームシェアを検討しているなら、経済観念の似ている相手を選ぶとお互いストレスが少なく済むでしょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑤…不満は大きくならないうちに、話し合って解決する
どんなにルールを決めて生活していても、お互いに不満は出てくるものです。その際にできるだけ不満が大きくなる前に話し合いで解決できるのが理想です。自分も意見を言う代わりに、相手の意見もしっかり受け止めて対応を考えて行きましょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑥…お金の貸し借りはダメ!
お金の貸し借りはトラブルの素です。「少しだけなら」とか「ちょっとの間だけなら」という甘えは危険です。良好な関係を続けたいなら、金銭の貸し借りは絶対に辞めましょう!
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑦…貴重品の管理に気を付ける
ルームシェアでは、現金、預金通帳、クレジットカード、印鑑、マイナンバーカードなど貴重品の管理に気を付けることが必要です。ルームメイトといえど他人です。貴重品が無くなってお互いを疑い合うのはどちらにとってもマイナスです。
- それぞれの個室には鍵を付ける。
- 貴重品は金庫に入れる。
などの対策を考えましょう。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑧…期間を決める?
ルームシェアを始める前に、どのくらいの期間を一緒に生活するのか期間を話し合っておくことが大切です。そしてシェア解消の必要ができた時は、早めに話し合いをする必要があります。
ルームメイトの一方が出て行った後は、残った方が家賃全部を負担しなくてはならないからです。残った方も部屋を出て新しい部屋を探すのか、もしくは新しいルームメイトを探すのか、対応を考えなくてはならなくなります。相手に伝える時期は早ければ早いほどよいでしょう。
もし自分の都合で突然出ていくことになる時は、数か月分の家賃の負担をする必要もあるかもしれません。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑨…お互い様の使い方に注意する
どちらかがどちらかに迷惑をかけた時、「お互い様」という言葉の使い方を間違えないようにしましょう。
「お互い様」というのは、迷惑をかけられた側が使う言葉です。自分が迷惑をかけた時に「お互い様だよね?」という態度は控えましょう。
どちらかが一方的に相手に頼りすぎないように、迷惑をかけた時にはきちんとけじめをつけることがルームシェアを気持ちよく続けるコツです。
ルームシェアでトラブルにならない対策・注意点⑩…干渉しない
仲の良い友達とのルームシェアは、始めた当初は楽しくて仕方ないことも多いかと思います。しかし距離が近づき過ぎると、関係が壊れるリスクも大きくなります。
長くルームシェアを続けるためには、お互いに少し距離を置いて干渉しないことも大切なコツではあります。
ルームシェアに最適な物件を探そう!
ルームシェアにはデメリットもありますが、お互いがルールを守って生活すればメリットも沢山あります。ではルームシェアをする際に、どんな物件を探せばよいのでしょうか?
ルームシェアに最適な物件を探そう!…①ルームシェア可の物件を探そう!
実はルームシェア可の物件は多くはありません。
ルームシェアは、
- トラブルで賃貸契約を解消することになるケース。
- 一方が事情により部屋を出て行った後、残りの一人では賃料の支払いが難しくなり、不払いのリスクが高くなるケース。
などがあるからです。
まず、ルームシェア可の物件を探してみましょう。それでも適当な物件が見つからない時は、賃料不払いのリスクがないことを証明し、不動産屋に相談してみましょう。ルームメイトそれぞれに信用ある連帯保証人を付けることや、家賃保証会社を利用することなどで、部屋を貸してくれる大家さんが見つかるかもしれません。
ルームシェアに最適な物件を探そう!②…部屋の間取りに不公平が出ないような部屋を探す
ルームシェアするなら、シェアする人数によって2LDKや3LDKなどのマンションやアパートを借りることになると思います。その際部屋の広さや日当たりなどが部屋によって違います。
どちらがどの部屋に住むかでトラブルにならないよう、できるだけ部屋の間取りに不公平感が出ないような部屋を探しましょう。
ルームシェアに最適な物件を探そう!③…個室が隣り合わない方が良い?
個室が隣り合っていると隣の部屋の話し声が筒抜けで、それぞれの音が気になってしまします。できれば間にリビングが入るなど、個室同士が隣り合わない間取りが理想といわれます。
ルームシェアに最適な物件を探そう!④…バストイレは別が良い!
ルームシェア用の部屋を探す際には、バス・トイレは別の物件を探すことをおすすめします。片方がお風呂に入っている間もう一方のルームメイトがトイレに入れないのでは不便です。
またバス・トイレが一緒になったユニットバスのタイプは、お風呂に入る度に水回りの掃除が大変です。お風呂の使い方でお互いのストレスになる可能性もあります。
仲が悪くならないルームシェアで、トラブルを避けて楽しく過ごそう!
ルームシェアで友達と仲が悪くならずに良好な関係を続けるコツは、適度な距離感を保つことと、お互いの信頼関係を大切にすることです。ルームシェアに限らず人間関係の基本ではありますが、マンションなどで同居していると距離感が分からなくなることがあるようです。
ルールを守って過ごせば、ルームシェアには沢山のメリットや楽しみがあります。仲が悪くなるのではなく、かえって絆が深まるルームシェア生活を送ってみませんか?