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もしものための【停電対策】しっかり準備して万が一に備える!

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いつどこで起こるかわからない停電。

近年は自然災害も多発しており、季節・地域問わず、停電のニュースを聞くことも多いでしょう。

しかも、停電は自然災害だけでなく、電線切断の事故や計画停電によっても起こります。

そんな「もしも」のときに備えて、新しい暮らしを始める前に対策をしておきましょう。今回は、停電のときに役立つ対策をまとめてご紹介いたします。

しっかりと準備して万が一に備えましょう。

 

停電が起こるとどうなるの?

電気のない生活なんて想像できないわたしたちの暮らしの中で、停電が起こったら、いったいどういった影響が出るのでしょうか。

生活に欠かせないインフラを中心にご紹介いたします。

 

水道は使える?

集合住宅では、停電時に水道が使えなくなるケースがあるので注意が必要です。

一般的に5階建て以上のマンションは、水圧によって水道を引き上げることが難しくなります。

そのためマンション全体で一旦水を貯めておき、各家庭へ供給するシステムをとっています。

この場合は電気を使ってポンプを動かすので、停電によって水道が使えなくなる可能性が大きいです。

一方、自家発電を備えているマンションや、「直結直圧方式」をとっている5階建て以下のマンションであれば、停電時も水道を使える場合があります。

自宅がどちらのタイプなのか、自家発電のシステムがあるのか、チェックしておくことをおすすめします。

 

ガスは使える?

停電時、ガス機器は使用できるものとできないものがあります。

使用できるものはガスコンロです。

ガスコンロは乾電池で着火する方式のものが多いので、停電時でもお湯を沸かしたり食事を作ったりすることが可能です。

しかし換気扇は機能しないので、換気には十分注意する必要があります。

一方、使用できないものはガス給湯器や床暖房などの暖房器具です。

これらは操作に電力を使うので、停電時は使用できなくなります。

 

スマートフォンは使える?

停電が起こったとき、スマートフォンが使えるかどうかはみなさん気になるところです。

携帯基地局には非常電源があるで、しばらくの間は電波が入り、使うことができます。

しかし非常電源にも限りがあるので、停電が長引くと数時間〜数日で使えなくなる可能性があります。

情報収集や身近な人との安否確認は、早めに済ませておくことをおすすめします。

非常時は「災害伝言板」や「災害伝言ダイヤル」などのサービスがあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

外の様子はどんな感じ?

停電時は、信号や街灯が機能しなくなるので、夜間であればあたりは真っ暗です。

大きな交差点では警察によって手信号を使った交通整理が行われますが、全ての交差点で行われているわけではありません。

交通整理がされていない交差点では一時停止を徹底し、左方向からの車を優先するルールに従いましょう。

停電時は危険を避けるためにも、できるだけ外出を控えることが無難です。

 

停電対策【その時どう対応したらよい?】

では実際に停電が起こったとき、どのように対応したらよいでしょうか。

自宅にいることを想定して、対応のポイントをまとめましたので1つずつ見てみましょう。

 

安全の確保をする

停電の原因が、地震や雷・台風・大雨などの災害だった場合は、第一に身の安全を確保しましょう。

窓から離れたり、避難が必要になったりする場合もあるかもしれません。

また停電が起こったときは、誰でも驚いてパニックになりやすいです。

とくに夜間は、足元や手元が見えなくなるので落ち着いて行動し、怪我などに十分注意しましょう。

 

情報収集をはじめる

安全が確保されたら、次は情報収集をはじめましょう。

停電の原因が何かわからないときは、スマートフォンや電池式のラジオが頼りになります。

 

コンセントからプラグを抜いたほうが良いものとは?

停電が起こったとき、コンセントからプラグを抜いたほうがよい電気製品があります。

  • テレビ
  • ドライヤーやアイロンなど、熱を発するもの
  • モーターを使うなど、起動時の消費電力が大きいもの

これらは停電から復旧した通電時に、火災事故や一斉に稼働してブレーカーが落ちることにつながるので、コンセントからプラグを外しましょう。

一方、冷蔵庫やエアコンはそのままでも大丈夫です。

IHクッキングヒーターも通電時に自動的に電源が入ることはありませんので、ご安心ください。

 

避難するときの注意点

万が一避難が必要になったときは、自宅のブレーカーを落としていきましょう。

これも停電からの復旧後、通電時に起こる火災事故を予防するために重要です。

 

停電対策【準備しておきたいもの】

停電対策として、自宅に備えておくと便利なものがいくつかあります。

停電に限らず災害時の備えとしても重要なので、ぜひチェックしてみてください。

 

灯りを準備する

夜間に停電が起こった場合、何よりもまずは灯りの確保が必要となります。

 

ランタン

ランタンは、「部屋全体を照らす機能」に優れています。

広い範囲を照らすことができるので、いくつか用意しておくと便利でしょう。

灯油やパラフィンオイルなどの燃料を使うものもあるので、換気には十分注意しましょう。

室内で使うことを考えると、LED電球などの電池式のものが安全です。

 

懐中電灯

「部屋全体を照らす機能」より、「歩く先を照らす機能」に優れているものが懐中電灯です。

懐中電灯に2Lのペットボトルを乗せたり、膨らませたビニール袋を乗せることでランタンのように「部屋全体を照らす照明器具」として活用することもできます。

「もしも」に備えて、使い方を想定しておきましょう。

 

電源は十分に確保しておく

停電が長引きそうであれば、家庭内で電力がまかなえると安心ですね。

大きく分けて、バッテリーなどの「蓄電するタイプ」と自家発電機などの「発電するタイプ」があります。

なお自家発電機はガスなどの燃料や太陽光を利用したタイプのものが多く、価格も数万円〜100万円を超える製品もあるなど、導入コストが高いことが難点。そのため一人暮らしの場合は「蓄電するタイプ」がおすすめです。

 

ポータブル電源

ポータブル電源は、内蔵されているバッテリーによって電源のないところでも電力の供給が可能です。

あらかじめコンセントにつないで充電しておいたり、ソーラーパネルをつなげて発電しながら電力を蓄えたりすることができます。

容量によっては片手で持ち運べるサイズの製品も多いのでアウトドアで使う方も多く、導入の手軽さが魅力です。

停電対策として準備しておくと、心強い味方になるでしょう。

停電時の利用を見越して購入する場合は、容量が1,000Wh以上の製品をおすすめします。

1,000Whはスマートフォンの充電や少しの家電の使用であれば、数日間から1週間程度使用できる量です。

容量が大きくなれば大きくなるほど価格も上がっていくので、必要な量と予算を合わせて製品を選びましょう。

 

モバイルバッテリー

いまや生活に欠かせないスマートフォンやタブレット端末は、停電時にも情報収集にも大いに役立ちます。

だいたい1日1回は充電が必要になるので、充電したい回数に合わせた容量のモバイルバッテリーを用意しましょう。

定期的にバッテリー残量を確認することも重要です。

 

水を確保しておく

停電が長引きそうな場合に備えて、水を確保しておくことは重要です。

飲料水だけでなく、トイレを流したり体を拭いたり歯を磨いたり、洗濯したりするときのことを考えると、かなりの量の水が必要となります。

最低でも1日1人あたり、飲料水(食事に使う分の含める)として3L、生活用水とし3Lをそれぞれ用意しておきましょう。

飲料水は賞味期限が切れないようにローリングストックしておくと安心です。

生活用水は停電しそうなことが事前に分かっている場合、湯船に水をはったりポリタンクに貯めておいたりすることをおすすめします。

 

食料を確保しておく

水と同様に、停電に限らず災害に備えて食料を備蓄しておくことは重要です。

災害の規模によっては行政などの支援がはじまるまでに、3日から1週間かかると言われています。

そのため最低でも3日分の食料を準備しておくことが望ましいとされています。

台風や大雨、大雪など、停電があらかじめ予想される場合は、食料を事前に準備しておきましょう。

パンやカップ麺などの調理の手間や洗い物の負担が少ないものや、冷蔵保存の必要がない食材などがおすすめです。

 

カセットコンロもあると便利

停電時、IHクッキングヒーターを使用している場合は使用ができなくなります。

災害時に備えて、カセットコンロやアウトドア用のシングルバーナーを用意しておきましょう。

使用の際はいずれも換気を十分に行うことが必須です。

 

使い捨てトイレを準備しておく

停電時、トイレが使えるかどうかは、トイレのタイプによって異なります。

断水してなければほとんどの場合は問題なく使えますが、タンクレストイレやリモコン操作のトイレは注意が必要です。

タンクレストイレは、水道管から直接水を引き入れる際に電力を使用します。

そのため、停電時はバケツに水(6〜8L)を汲んで流す必要が出てくる場合もあります。

家庭のトイレがどのようなタイプなのか、停電時・災害時の対応を事前にチェックしておきましょう。

非常時用の使い捨てトイレをあらかじめ用意しておくと安心です。

 

暑さ対策グッズを準備しておく

クーラーが必要な時期に停電した場合、暑さ対策は健康のためにも重要です。

短時間の場合はクーラーの冷気が逃げないよう、窓の開け締めは最低限にしましょう。

うちわやハンディ扇風機なども事前に準備しておきましょう。

いつ起こるかわからない停電に備えて、凍らせたペットボトルを冷凍庫に常備しておくことも大切です。

体に当てて冷やせるだけでなく、溶けてから飲料水としても活用できます。

 

寒さ対策グッズを準備しておく

停電が寒い時期に起こった場合の対策も重要です。

充電式の電気毛布やホッカイロ、電源を必要としない石油ストーブなどを用意しておきましょう。

日頃から灯油を多めにストックしておくことも安心です。

集合住宅では燃料を必要とする暖房器具の使用が制限されている場合もあるので、規約を確認するようにしましょう。

 

その他に備えておきたいもの

停電時に備えて、日頃から常備薬などの必需品はストックしておきましょう。

また、夏場は窓を開けることも多くなります。

防虫グッズや虫刺され対策のグッズを用意しておくことも大切です。

 

停電対策【停電中の過ごし方】

いざ停電が起こった時にはどのように過ごしたらよいでしょうか。

すぐに電力の復旧が見込まれる場合でも、季節によっては命の危険にさらされる可能性もあります。

どういった点に注意すればよいのか、詳しくご紹介します。

 

暑さ・寒さ・脱水に注意する

たとえ短時間の停電であっても、季節によっては低体温症や熱中症になるリスクがあります。

また備蓄ストックやトイレを気にして水分摂取を控えることによって、脱水の危険性も大きく上がります。

状況に合わせて無理をせず、体調を崩さないように自己管理をしながら過ごしましょう。

 

冷蔵庫を長持ちさせるコツ

停電時、冷蔵庫の中の食材がどれくらいもつのかは気になるところです。

一般的に冷蔵庫はとびらの開け閉めをしなければ、2〜3時間は食材の状態を保てます。

中に入っている食材の量や季節によっては、それ以上もつことも考えられます。

短時間の停電であれば、開け閉めは極力控えましょう。

停電が長引くことが予想される場合は、先に傷みやすい冷蔵庫のものから消費していきましょう。

冷凍庫は中のものが多ければ冷蔵庫以上に保存できる期間が長くなります。

冷凍庫の食材や保冷剤を冷蔵庫の上の段に移動させることで、食材を長持ちさせることもできます。

停電がどれくらい長く続くか、中にどのような食材が入っているかによってそれぞれの方法を選んで対応していきましょう。

 

スマートフォンを長持ちさせるコツ

緊急連絡などの重要な場面で使えないことを防ぐために、停電時はなるべくスマートフォンの使用を控えて節電しましょう。

スマートフォンには各機種ごとに、低電力モードや非常用節電機能が備わっています。

画面が暗くなったりアプリや各機能の起動が制限されるので、バッテリーを温存できる効果があります。

スマートフォンで情報収集をしたり暇を潰したりしたいものですが、停電がいつ復旧するかわからないので使用を最小限にしましょう。

 

まとめ:新しい暮らしを始めるときこそ、停電対策を!

自然災害が避けられない日本において、停電はいつどこで起きても不思議ではありません。

異常気象も頻発しており、夏場の冷房使用による電力不足が叫ばれている近年では、停電のリスクはますます上がっているといえます。

新生活を始めるときにこそ、念入りに停電対策を行いましょう。

新居の設備やルールを確認しておくことも、あわせて重要です。

「もしも」の停電に強い、安心な暮らしをつくるときの参考にしていただければ幸いです。

ハウスコム
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