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簡単窓拭きのやり方!専用道具がなくても綺麗になる2ステップ掃除法

目次
「気づいた頃には窓の汚れが目立った」
「窓の汚れが気になって水で洗ったけど、逆に水滴が残って汚くなってしまった」
「窓拭きアイテムの種類が多くて、どれを選んだらいいか分からない」
窓拭きに関して、多くの人が上記のような悩みを抱えています。
つい後回しにされがちな窓拭きですが、コツを掴めば5分で十分綺麗な窓に早変わりできます。
この記事では窓拭きのやり方を簡単・応用の2種類で紹介します。
合わせて窓拭き掃除に必要なアイテムや、窓拭きの基本事項(頻度や天気など)を解説しますので、基本から押さえていきましょう。
窓拭き掃除で用意するもの
一人暮らしで窓拭き掃除を行う際、最低限ぞうきん2枚さえあれば窓拭きが行えますが、他にも窓拭き掃除にあると便利なものは以下の通りです。
【必須】ぞうきん2枚(水拭き用とから拭き用)
- 新聞紙
- アルカリ電解水
- カビ取り用塩素系漂白剤
- マイクロファイバークロス
- サッシブラシ(または歯ブラシ)
- スクイジー(ワイパー)
上記の通り、窓掃除にはさまざまなアイテムがありますが、最初から全て揃えようとしなくても大丈夫です。
拭き掃除用洗剤やカビ取り用塩素系漂白剤、マイクロファイバークロスなど、他の掃除でも使えるアイテムから揃えるのも良いです。
またサッシの汚れを取りやすいサッシブラシは、歯ブラシでも十分代用可能です。
家で使わなくなった不用品を掃除で使っていきましょう。
【窓拭きのやり方】4つの基本事項
窓拭きを効果的に行う上で、押さえておきたい基本事項を4点紹介します。
この基本項目を実行するだけでも掃除効率があがりますので、チェックしておきましょう。
窓拭きの頻度
窓拭きは以下の頻度で行うと効果的です。
- 週に1回:水拭きとから拭きの簡単掃除
- 月に1回:洗剤やスクイジーを用いた特別掃除
週に1回など定期的に水拭きとから拭きを行っていれば、洗剤やスクイジーを使った掃除は汚れが気になる時や、シーズンごとでも問題ないでしょう。
窓拭きに適した天気
曇りの日は窓についた汚れが確認しやすい上に、湿度が高いことから汚れが落ちやすく、窓拭きに最適です。
また雨が止んだ直後も湿度が高い状態ですので、窓拭きに適しています。
逆に晴れの日だと湿度が低いことに加え、窓ガラスに太陽光が反射し汚れが見えづらく、窓拭きはあまりおすすめできません。
外側の窓から拭く
窓拭きは外側の窓から行うのが鉄則です。
内側よりも汚れが大きく目立ちやすい外側の窓を先に拭くことで、内側の汚れをより見えやすくなり、より効果的に窓拭きが行いやすくなるためです。
「汚れの激しい面をきれいにしてから裏側を掃除する」と覚えておきましょう。
窓サッシを先に掃除する
窓サッシには窓に当たった砂やほこり、虫の死骸などが落ちて汚れが溜まりやすいです。
そのため濡れると、汚れが水と合わさって固まり、汚れが取りにくくなってしまいます。
窓拭きと合わせて窓サッシも掃除する場合は、先に窓サッシから掃除しましょう。
ほうきやブラシを使ってサッシの間に溜まった砂ぼこりを掃き出しておき、その後に水を使った窓の掃除を行うと効率的です。
【週1回・簡単】窓拭きのやり方
週1回を目安に行う窓拭きは、水拭きとから拭きで十分汚れが取れます。
ここではぞうきん2枚で簡単にできる窓拭きのやり方をご紹介します。
同じやり方で新聞紙でも代用可能です。
新聞紙を使用する際は、手のひらサイズに丸めた新聞紙を2つ用意しましょう。
ステップ1:濡らしたぞうきんで窓を水拭きする
まず最初にぞうきん 1枚濡らし、水を含ませたぞうきんで窓を拭いていきます。
その際、ぞうきんで窓にコの字型を描くように拭くと、汚れが取れやすいのでおすすめです。
ステップ2:乾いたぞうきんで窓をから拭きする
一通り水拭きができたら、乾いたぞうきんで窓をから拭きします。
ここでポイントなのが、水拭きをした後は出来るだけ早めにから拭きを行うことです。
水拭きした窓ガラスが完全に乾いてしまうと、窓に水滴の跡が残って汚い印象になってしまいます。
もし窓が大きい場合は、ガラスごとに水拭きとから拭きを行うのが良いでしょう。
【月1回・特別】窓拭きのやり方
窓の綺麗さを保つためにも、月に1回は拭き掃除用洗剤やスクイジーやマイクロファイバーを使って窓拭きを行いましょう。
使うアイテムは増えますが難しくなく、誰でも3ステップで完了します。
ステップ1:ぞうきんにアルカリ電解水をつけて窓を拭く
まずはぞうきんにアルカリ電解水をつけます。その後軽く湿ったぞうきんで外側の窓から拭いていきます。
スプレータイプならば窓全体にまんべんなくかけておきましょう。
アルカリ電解水はタンパク質や油脂を分解して汚れを取りやすくしてくれます。
洗剤成分が残らないので、この後に水ですすぐなどしなくて良いのでおすすめです。
ステップ2:スクイジーで水分を取る
窓全体をアルカリ電解水で濡らせたら、乾く前にスクイジーで窓について水気を取ります。
スクイジーは右利きの人は左の上側から、左利きの人は右の上側を起点にし、縦一列ごとに行うのがおすすめです。
スクイジーをもたない手でぞうきんを持ち、スクイジーの下に構えておくと、スクイジーが拾った水気をしっかりと吸収できます。
ステップ3:マイクロファイバークロスで仕上げ磨きをする
スクイジーで窓の水気が取れたら、最後はマイクロファイバークロスで仕上げ磨きを行います。
マイクロファイバークロスは、窓の水気が集まりやすい四隅や下の部分を中心に拭くと良いでしょう。
ぞうきんといった通常の布では、どうしても布の繊維が窓に付着しやすく、綺麗に仕上がりにくいデメリットがあります。
その点マイクロファイバークロスは繊維がつきにくい上に、拭きムラが発生しにくいので仕上げ磨きに最適です。
2階や高所における窓掃除のやり方
2階や高所にあるなど、手の届きにくい窓を拭く場合は安全にできるようなアイテムがあると良いでしょう。
伸縮式のワイパーやフロアワイパーなど、柄のある掃除道具を使うと便利です。
内側窓の掃除方法
内側窓は、フロアワイパーを使い拭きましょう。
用意するのはぞうきん2枚(あるいはフロアワイパー用のシート2枚:水拭き用とから拭き用)とフロアワイパー本体です。
- ぞうきん(またはシート)に水を含ませ、フロアワイパーにつける
- 上角から縦にフロアワイパーを移動させる
- 水分を含んだぞうきんをフロアワイパーから外し、乾いたぞうきん(またはシート)を装着する
- 上角から縦にフロアワイパーを移動させ、窓拭きを行う
外側窓の掃除方法窓
外側窓の掃除には、伸縮式のワイパーとバケツを用意しましょう。
ワイパーはヘッドがあるものを準備すると便利です。できれば水拭き用とから拭き用と2つのヘッドを用意すると良いでしょう。
- バケツに水を注ぎ、ワイパーのヘッドを水に濡らす
- ワイパーのヘッドを装着し、上角から縦にワイパーを動かして窓拭きをする
- 拭き終わったらワイパーのヘッドを外し、水の入ったバケツの中に入れて洗う
- ワイパーヘッドの水気を絞り、再びワイパーに装着する
- 上角からワイパー縦にワイパーを動かして窓拭きをする
窓サッシ掃除のやり方
窓サッシを掃除する場合は、窓拭きよりも先に行いましょう。
先述のように窓サッシには、ほこりや土・砂ほこりが溜まりやすく、窓サッシ掃除で窓ガラスに付着する可能性が高いからです。
窓サッシの掃除方法
窓サッシの掃除は、サッシブラシ(または歯ブラシ)とぞうきん、マイクロファイバークロスを使います。
窓サッシの掃除は以下3つの手順で行います。
- 窓サッシに溜まったゴミをブラシでかき出す
- ゴミがなくなった窓サッシを水拭きする
- マイクロファイバークロス窓サッシを水拭きする
窓サッシのカビ取り方法
窓サッシにカビが発生した場合、カビ取り用塩素系漂白剤とキッチンペーパー用意します。
塩素系漂白剤は皮膚に直接つくと有害なため、必ずゴム手袋をつけるようにしましょう。
以下の手順でカビ取りを行います。
- カビ取り用塩素系漂白剤をゴム部分など、カビが発生している場所につける
- そのまま5分放置する
- キッチンペーパーでカビ取り用塩素系漂白剤を拭き取り、水拭きをする
- 仕上げにから拭きをする
カビ取り用塩素系漂白剤は長時間放置すると、ゴム等の劣化に繋がるため、5分ほどの放置で十分です。
拭き漏れがないよう、隅々まで拭き取りを行いましょう。
網戸掃除のやり方
網戸はフロアワイパーを使うと簡単に掃除ができます。また網戸は外さなくて大丈夫です。
用意するのはフロアワイパー本体と、ワイパー用のシート(ウエットタイプ)です。もしから拭き用のシートでも、水を含ませれば問題ありません。
- フロアワイパーを短めに調節する
- 濡れたシートをフロアワイパーにつける
- 上角からゆっくりと縦にフロアワイパーをかける
網戸掃除の場合は、内側→外側の順に掃除を行った方がより効率的に行えるでしょう。
また網戸を拭き終えたら、ワイパーシートを小さく丸め、サッシなどの細かい部分を掃除するとより綺麗な窓拭きに仕上がります。
まとめ:窓拭きのやり方は簡単!今すぐに始めよう
ここまで窓拭きのやり方を中心に、窓拭き掃除に必要なアイテムや、窓拭きの基本事項を解説しました。
窓拭きはコツさえ掴めば、5分で終わり、綺麗な窓に早変わりします。
窓が綺麗だと家の中も綺麗で整った印象に変わるため、少ない労力で綺麗な部屋に早変わり「掃除を頑張った感」を抱きやすいのも窓拭きのメリットです。
今回紹介した窓拭きのやり方を定期的に行い、綺麗な窓を保っていきましょう。