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100均で売っているグッズでDIY!貼るだけリメイクからオリジナル棚作りまで

目次
100均には様々なアイテムが売られています。
このままでも充分便利ですが、せっかくなら部屋に合うようにアレンジしてみませんか?
シートやデコで雰囲気を変えてみたり、組み合わせて別の使い方ができるようにしたりといろいろなアレンジ方法があります。
100均だけで工具から材料までそろうので、はじめてDIYをしてみようという人には特におすすめです。
100均グッズでオリジナルアイテムを作成してみましょう。
100均で売っているものでDIYしてみよう
100均の工作コーナーには、木材やパーツなどのDIYで使う材料がそろっています。
工具も販売されているので、手軽にはじめてのDIYをスタートさせることができます。
他にもデコレーション用のシートやパーツで工具を使わないプチDIY用品もあるので、部屋の雰囲気をがらりと変えたい人にもおすすめです。
メリットはなによりも材料はほとんど税込み110円で購入できること。
大きさがあるものや工具などはものによっては100円以外のものもありますが、それでも充分に購入しやすいラインで工具を揃えられます。
元々の大きさや形を活かして作る
初心者ならばすでに形になっている小物入れのリメイクからはじめると良いでしょう。
最初から大きさなどにこだわりすぎて完成させられなかったなどの失敗を防ぐためです。
まずは簡単なものを作って制作する過程を楽しんでください。
どんなものが売られていて、どうしたら見栄えがするのか、どのように使えるかなどのアイデアを練ることも100均DIYの醍醐味です。
100均DIYを考えるポイント
100均グッズでのDIYを考える時のポイントは、
- 貼る、塗る、デコレーション
- 留める、合体させる
- 解体する、組み立てる
この3つです。
ベースになるグッズにリメイクシートを貼る、塗装をするなどのデコレーションをするだけでも部屋の雰囲気を変えるオリジナルグッズに変身してくれるでしょう。
また、いくつかの材料を合体させることで大きさや形を変えて使い道を拡げます。
元の形のままではなく解体して組み立てることで、全く違う形のグッズに作り変えることができます。
まずはいくつか作品を作って素材の扱いに慣れていきましょう。
あると便利なアイテム
DIYをする際に便利なアイテムがあります。
- レジャーシート(作業スペースに敷いておく)
- ドライバー(サイズや形が揃っているものが一式あると良い)
- 接着剤、グルーガン
これらは100均でも売られている場合がありますが、ホームセンターなどでも探してみると良いでしょう。
とくに接着剤は対応する材質や乾くスピード、強度によって様々なものが販売されています。
最初から工作に使うものをすべて集める必要はありません。
作りたいものによって必要な工具などを徐々に準備すればよいでしょう。
100均パーツを貼るだけDIY
すでに形になっているグッズにシールやパーツなどを貼ってデコレーションしてみましょう。
リメイクシートはグッズに貼るものだけでなく壁に貼れるものもあります。
レンガのような質感のあるパネルになっているものもあるので、ただ貼るだけでも印象がガラリとかわります。
100均には柄プリントされている布もあるので、インテリアパーツとして取り入れても面白いでしょう。
コースターをタイルシールでデコレーション
タイルシールは見た目を華やかにしてくれる便利アイテムです。
ぷっくりとふくらんだ質感のあるタイルシールからタイルパーツ、柄ステッカーもあります。
好みのパーツを選んで、コースターに貼り付けるだけで、目を引くインテリア小物に早変わりです。
コースター本体も100均に売られている木製やコルクなどのものを使い、色味のバランスなどを見ながらデコレーションしていきましょう。
壁紙や家電にリメイクシートを貼る
100均にはリメイクシートも豊富に用意されています。
プラスチックケースや家電などに貼り付けて、イメージチェンジすることができます。
壁や扉など広範囲に貼れば、部屋の雰囲気が一気に変わります。
賃貸の部屋でもはがせるタイプのシートを使用すれば問題ありません。
貼る時にはシートの丸まりやしわを伸ばしてから使用すると、作業がしやすく仕上がりが良くなります。
100均グッズを合体させるDIY
グッズ同士を合体させて違うものを作ったり拡張しましょう。
接着剤や結束バンド、場合によってはねじなどを使用するDIYです。
作業する時にはレジャーシートなどを敷いて、怪我をしないように気を付けて行いましょう。
ワイヤーネットで分別ゴミ箱
格子状に組まれたワイヤーのパネル(ワイヤーネット)は、100均の人気商品です。
キッチンなどスペースの限られた場所の吊り下げ収納ベースとしての使い方が一般的ですが、人気の理由はDIYの素材として活用ができることにあります。
実は、ワイヤーネットはカットし曲げることができるのです。
5枚のワイヤーネットを結束バンドやジョイント部品で箱状に合体させれば、ランドリーかごやゴミ箱として使うことができます。
収めたい場所の大きさに合わせてカットし調整することもできますし、キャスターをつけるなどのアレンジも簡単なため重宝されているのです。
ニッパーや金切りのこぎり、ワイヤーカッターなどを使ってカットする際には、怪我をしない様に気をつけましょう。
すのこや木製ケースを合体させて収納に
100均には材木から小物入れまで、たくさんの木製の商品が取り扱われています。
中でもすのこはそのままでももちろん、解体して複数の木材として使用することができるのでDIYをする人にも人気が高い商品です。
例えばすのこを4枚四角く組み合わせれば棚状になり、シューズボックスなどに使えます。
すのこの板を外したりカットすれば、大きさを変えることもできますし、枚数を増やせば複数段の棚にもアレンジができます。
木材は接着剤や木ねじで留めていきましょう。
金具も100均に売られているので、取っ手や蝶番を使って蓋や引き出しをつけてさらに便利にすることもできます。
ケースとメラミンスポンジでアクセサリーケース
100均にはすでにおしゃれなケースが売られているので、それらをベースにして中身を改良してみましょう。
ケースの中に入るようにメラミンスポンジをカットし、さらに使いやすい数(3~4段くらいが使いやすい)に切り分けます。
切ったスポンジに布を巻いてケースの中にすべて収めたら、指輪やピアスを収納できるケースになります。
有孔ボードにフックを足してネックレスなどもかけられるようにしてみたりといったアレンジもおすすめ。
DIYなら持っているアイテムの量に合わせたアクセサリーケースが作れます。
100均DIYを素敵に仕上げるコツ
グッズの完成度や見栄えを良くしたいなら、丁寧に作るコツを抑えておきましょう。
ひと手間を加えるだけで作業効率や仕上がりが変わります。
ポイントは「完成形をしっかりイメージしておくこと」です。
設計図を作っておく
完成した時の大きさを含めて、細かくイメージをしておきましょう。
DIYで作ったグッズをどこに置くのか、何をいれてどう使うのかを考えておくことで、作りはじめる時点で接着の強度まで考えることができます。
材料の購入前に何がどれくらい必要か、工具は何が要るのかを把握していれば、材料の買い過ぎや買い忘れを防ぐことができます。
材料の下準備をしっかりとしておく
材料は使用する前に使いやすい状態にしておきましょう。
- シート系はしっかり伸ばしておく
- パーツを貼り付けたい面が濡れていたり汚れていないかを確認してから作業する
- 木材を使うDIYならパーツのやすりがけをしておく
- 木ねじで留める場合にはきりなどで目安の穴をあけておくと場所が定まってずれにくくなる
このようなポイントに注意するだけで、作業がスムーズに進みます。
塗装やデコシートを使ってアレンジする
塗装やデコレーションをすることで存在感がぐんと出てきます。
ニスや塗料も100均で取り扱っているものがあるので、そちらを試してみるのもおすすめです。
塗装をする際は必ずシートなどを敷いた上で行い、特に賃貸の場合は床や壁につかないように気をつけましょう。
他にもねじ穴を隠すようにシールを使ったり、布やリメイクシートを貼りつけたりと様々なアレンジ方法があります。
接着させる道具は妥協せずに選ぶ
強度が必要な接着剤についてはホームセンターなどでの購入をおすすめします。
100均の接着剤は量が少ないですが使い勝手が良いです。多少の重さならば充分耐えることができるでしょうが、大型の棚などを作る場合には強度・量の面から一般メーカーの接着剤を使用した方がコストが抑えられる場合があります。
もちろん簡単なデコレーションであれば、100均の接着剤やグルーガンで問題はありません。
また、重たいものを置くことを想定している棚を作る時には、負荷がかかることが想定される部分は木ねじと接着剤を併用すると良いでしょう。
まとめ:100均グッズを世界でひとつのオリジナルグッズにDIYしよう
今回紹介した以外にも、いろいろなアイテムを合わせることで多彩なアレンジグッズが作ることができます。
使いたい100均グッズを、自分の生活にどう取り入れるかを考えるのもDIYの醍醐味です。
部屋を彩るオリジナルグッズを自分の手で作る時間も、グッズの材料を集めていく過程も有意義な時間になるでしょう。
おうち時間の活用に、DIYを始めてみるのはいかがでしょうか。