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一人暮らしにぴったりのテーブルを探そう!生活スタイルに合わせて選ぶ時のポイント

目次
一人暮らしの部屋は、広さによって家具の大きさやレイアウトがとても重要です。
部屋の中で存在感のあるテーブル選びに困る人も多いのではないでしょうか?背の高いもの・低いもので部屋のイメージはがらりと変わります。
食事はもちろん、仕事や勉強、リラックスタイムなどテーブルが活躍する場面を実際に想像して選ぶのがコツです。
今回は自分に合ったテーブルを選ぶ時に押さえておきたいポイントをお伝えします。
一人暮らしのテーブルはハイ・ローどちらがいいの?
ハイテーブルと呼ばれる、椅子と併用することが基本になる背の高いテーブルと、ローテーブルと呼ばれる床やソファーに座って使用するタイプに分かれます。
どちらにもメリット・デメリットはあり、また生活スタイルや好みによって選び方も変わるでしょう。
一概にどちらかが絶対にいいということはありません。「自分の生活に合っているテーブル」を探すのがベストです。
部屋の広さやテーブルの使用用途、使いやすい大きさなどを踏まえて選びましょう。
一人暮らし用のハイテーブル
ハイテーブルは基本的には椅子と併用して使うタイプのテーブルです。
ダイニングテーブルやカウンターテーブル、オフィスデスクなどが当たります。
一人暮らしの部屋ではテーブルとデスクの役割を兼用している人は多く、生活・仕事どちらにも使い勝手のいいデザインが人気です。
椅子があるため体を起こしていられるので、生活にメリハリをつけたい人におすすめです。
ハイテーブルのメリット
ハイテーブルは部屋の中でも存在感がありインテリアを演出してくれます。
ハイテーブルやダイニングスペースはカフェのようなおしゃれな空間を演出してくれるでしょう。
間仕切りを兼ねてカウンターのように使えばそれほどスペースを圧迫するように感じません。椅子を使う生活はメリハリがつくので、だらけるのを防ぐという利点があります。
また、床に置かれるものが少なくなるので掃除が楽になります。
ハイテーブルのデメリット
ハイテーブルのデメリットはやはり、空間を多くとるところでしょう。
テーブルだけでなく椅子のためのスペースが必要なため、部屋の広さによっては圧迫感を感じる場合があります。
ハイテーブルは移動が大変で、引っ越し時には荷物も増えてしまいます。
また、椅子の数などの関係で急な来客への対応が難しいこともあげられます。
一人暮らし用のローテーブル
ローテーブルは本来、ソファと併用して使用する背の低いテーブルを指します。
床に座って使用するものは座卓・ちゃぶ台と呼ばれますが、今回は混同して背の低いテーブルとしてまとめています。
日本人には馴染みが深いので、生活のイメージが湧きやすいのでよく選ばれます。
冬にはのんびりしたくて、最初からこたつ机を選ぶ人も多いでしょう。
ローテーブルのメリット
テーブルだけなら導入が楽なところが1番のメリットです。
導入コストも比較的押さえられ、その分でデザインをこだわったり他の家具に回すことができます。
ソファを併用する場合はその分スペースが必要になりますが、座椅子やクッションという選択もできるのでレイアウトのバリエーションにも幅があります。
また、背が低いため部屋が広く感じられます。
同じスペースでもハイテーブルと比べると、椅子がない分少々大きいものを選ぶことができます。
ローテーブルのデメリット
ローテーブルを使った床生活は、生活の自由度が高い反面でだらけやすくなります。
床に物を置いて部屋が散らかったり、その場に寝ころんでうたた寝してしまったりとくつろぎすぎてしまうことは人によってはデメリットでしょう。
重要なデメリットは、床生活は実は体にはあまりよくないということです。床にずっと座っていると腰が痛くなります。
姿勢が悪くなりやすく、立ち上がる時の負荷も大きいため腰への負担が大きいのです。
一人暮らしの部屋の大きさに合わせてテーブルを選ぶ
部屋の広さにもよりますが、1Kや1Rといった部屋ではスペースをどう使うかが重要になります。
なるべく省スペースにテーブルを置きたい場合は、部屋の広さに合った大きさのものをまずは探してみると良いでしょう。
さらにソファ、椅子といった併用アイテムを使うのかなども検討材料になります。
生活スペースが極端に狭くならないように配置できるサイズのものを選びましょう。
一人暮らしのテーブルの大きさは60cm×40cmが目安
一人暮らしで食事をするときに主に使用するのであれば、天板のサイズは60cm×40cmサイズほどあれば最低限は使用できます。
デスクトップPCの場合は別途パソコンデスクが必要ですが、タブレットなどで作業をするのであればこのサイズでも充分使うことができるでしょう。
高さは自分の体形や併用アイテムと相談して決める
テーブルの高さは併用するアイテムと自分の体形を目安に選びます。
座卓なら35cm前後のものが多く、これは人が床に座って使いやすい一般的な高さとなっています。
ローテーブルはソファに座って使う場合が多いので、40~60cmと座卓よりは高く作られています。
スツールやフロアクッションを使うことで自分のちょうどいい高さに調節して体に負荷がなるべくかからないようにしましょう。
ハイテーブルなら椅子の高さを基本にすると良いでしょう。
椅子とテーブルの高さの差が30cm前後あれば、よほどのことがない限り足がしまえないということはありません。
生活スタイルで一人暮らし用のテーブルを選ぶ場合
部屋の広さに合わせることも大切ですが、部屋で過ごすときに大きさが足りないとかえってストレスになってしまいます。
部屋での過ごし方や生活スタイルも、テーブルのタイプや大きさを選ぶ基準になります。
場合によっては折りたたみテーブルなどを併用するとよいでしょう。
メリハリつけた生活にしたい
腰への負担を軽減したい場合や、生活にメリハリをつけたいと考えているならば、ハイテーブルと椅子、もしくはローテーブルとソファの導入がおすすめです。
ハイテーブルでの生活は導線さえ確保されていれば不便はありません。
むしろ見た目以上に移動や掃除が楽になり、おしゃれできれいな部屋を演出できます。
趣味や作業の時の利便性を重視
PCでの作業や書き物をすることが多い人は、姿勢をキープできる椅子とハイテーブルがおすすめです。しかし、大きなハイテーブルはどうしても空間をとってしまいます。
広い面を使って作業がしたい場合は、ローテーブルで少し大きいサイズにすると良いでしょう。
ローテーブルでの作業は高さをどう調整するかが重要です。フロアクッションなどをうまく使って姿勢が悪くならないように心がけましょう。
来客対応を想定したレイアウト
友人や家族が訪ねて来ることも想定しておきましょう。ローテーブルは融通がきくので、普段通りで対応ができます。
ハイテーブルの場合は、自分用の椅子以外に予備の椅子やスツールなどを準備しておきたいところです。
もしくはサブとして折りたたみできるローテーブルの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
一人暮らしのテーブルを選ぶポイント
タイプ・大きさと用途がイメージできたら、実際に商品を見て候補を絞っていきます。
デザインや機能などから自分の好みに合うものを選びましょう。
見た目を重視するのか、使い勝手を重視するのかでも選ぶ基準は変わってきます。
いざ購入したものの部屋に置いてみたらしっくりこないという後悔をしなくてすむように、デザインごとの注意を知っておきましょう。
丸形と四角型では面積に差がある
天板に丸みのあるテーブルは、部屋を広く感じさせます。
部屋の印象も柔らかくなり、角を気にすることなく自由に向きを変えられるところがポイント。
その反面で四角のテーブルと比べると丸いテーブルは天板の面積が小さくなり、実際に物を置ける量が少なくなるので注意しましょう。
収納付きは便利だが足が伸ばせないかもしれない
天板の下に引き出しやマガジンラックなどの収納があるタイプがあります。
テーブルの上に物を置きっぱなしにする必要がなくなるので、すっきりとした部屋に見せることができます。
中には天板が開きドレッサーになるものもあるので、一人暮らしの限られたスペースを有効的に使えて便利です。
しかし、天板の下に収納があるということは足を伸ばすスペースがない可能性もあります。
足を伸ばして座ることが少ない人には問題はありませんが、人よってはデメリットになります。
一人で動かすときに苦にならないものを
引っ越しや模様替え、その他にも掃除などでテーブルを動かさなくてはいけなくなった時に一人で動かせないほど重たいテーブルは避けた方が良いでしょう。
特にガラステーブルや足が太いタイプのテーブルは重さがあり、移動が大変です。
移動させようとして落としてしまったり、ぶつけてしまうことを避けるためにも自分の体力に合ったテーブルを選びましょう。
折りたたみできるものはサブで使用
折りたたみできるテーブルは安価に売られています。
一人暮らしであまり重たいものを置くこともないからと選ぶ人も多いのですが、折りたためるテーブルはあくまでも簡易的なものです。
良質なものも多いですが、強度に不安があります。
本体が軽すぎて引っかけた拍子に倒れてしまう可能性もあるので、普段使いではなくあくまでサブとしての使用にしておいたほうが良いでしょう。
まとめ:テーブルから一人暮らし生活の基礎を組み立てよう
テーブルは生活に直結する家具のひとつです。
どんな形の物を選ぶかで生活スタイルが変化するので、新生活や模様替えに合わせて部屋の雰囲気をがらりと変えてくれるでしょう。
大きさや生活に合わせたものを選ぶことも大切ですが、やはり好みのテーブルを使うのが一番です。
どんなものにもメリットとデメリットがあります。
自分の中で何を優先するかを考えておけば、きっとぴったりのテーブルが見つかるでしょう。