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ふたり暮らしの生活費と節約法とは?家賃を安くする方法も解説!

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ふたり暮らしをするには、1か月の生活費はどれくらいかかるのでしょうか?

カップルで同棲する場合、子供のいない新婚カップル、友達同士でルームシェアをする場合。ふたり暮らしの形態は様々ですが、ここでは主に、家計を共通にして生活する場合の生活費について解説します。

これからふたり暮らしをしようと考えている方たちの、参考にして頂きたいと思います。

 

ふたり暮らしの生活費の平均はどれくらい?

ふたり暮らしの生活費は、一般にどれくらいなのでしょうか?参考に、総務省の家計調査の結果を見てみましょう。

二人世帯の1か月当たり収入と支出
費目 金額(円)
食費 66,543
家賃・地代 57,113
水道光熱費 19,459
家具・家事用品 10,990
被服・履物 6,474
保険・医療 14,821
交通・通信 33,976
教育 353
教養・娯楽 21,387
その他 52,730
合計 283,846

総務省統計局 家計調査(家計収支編) 調査結果

最新結果 2020年(令和2年)平均(2021年2月5日公表)第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出を基に作成

ふたり暮らしの生活費の平均は、令和2年度の総務省の統計によると、245,278円となっています。しかし、この数字には87.7%の持ち家の世帯が含まれており、住居費が18,545円と極端に低い数字になっています。

そこで、家賃・地代を払っている12.3%の世帯の支払額の平均を逆算すると、57,113円となりますので、この金額で計算し直しました。平均畳数は23.1畳となっています。ふたり暮らしで家賃5.7万円という金額は全国平均ですので、家賃の高い東京ではもう少し上乗せが必要になるでしょう。

 

ふたり暮らしの生活費の内訳をシミュレーションしてみよう!

総務省の家計調査の結果からは、ふたり暮らしの生活費は月28万円ほど必要になると考えられます。しかし、これは年収の低い人から高収入の人までの平均ですので、実際には各自の生活レベルによって、必要な生活費は変わってきます。

では、ふたりの手取り額の合計金額によって、どのような生活が出来るのか、シミュレーションしてみましょう。これらを参考として、それぞれのライフスタイルにあった予算を設計してみてください。

 

ふたりの手取り20万円の場合

費目 金額(円)
食費 30,000
家賃・地代 60,000
水道光熱費 15,000
家具・家事用品 5,000
被服・履物 5,000
保険・医療 15,000
交通・通信 20,000
教養・娯楽 20,000
その他 10,000
貯金 40,000
合計 200,000

家賃は、一人暮らしなら手取りの30%以下、ふたり暮らしなら25%以下が望ましいといわれます。20万円の25%は5万円ですが、東京近郊で部屋探しをするなら5万円の家賃では厳しいと考え、6万円と設定しました。ですから、その分、他の費用を削っています。

また、いざと言う時の為に貯金も必要です。先にあげた総務省の家計調査によると、毎月の貯蓄率は平均30%前後となっています。しかし、手取り20万円のふたり暮らしで、月30%にあたる6万円を貯金するには、かなり節約しなくてはならないでしょう。そこで、ここでは貯金を4万円としています。

ふたり暮らしで手取り20万円という金額は、決して余裕のある生活とはいえませんが、上手に節約すれば十分生活可能です。上記は、あくまでも一つの例ですので、実際にどこを節約するかは、ふたりの価値観とライフスタイルで決めていきましょう。

価値観の違うふたりがストレスをためずに節約生活を送るには、十分に話し合い、意見をすり合わせておくことが大事です。

 

ふたりの手取り30万円の場合

費目 節約を意識した予算例(円)  ゆとりを持った予算例(円)
食費 40,000 60,000
家賃・地代 75,000 90,000
水道光熱費 20,000 20,000
家具・家事用品 10,000 10,000
被服・履物 5,000 10,000
保険・医療 15,000 15,000
交通・通信 20,000 20,000
教養・娯楽 10,000 20,000
その他 15,000 20,000
貯金 90,000 35,000
合計 300,000 300,000

次に、ふたりの手取りが30万円のケースで考えてみます。

家賃を手取り額の25%とすると7.5万円、30%とすると9万円となります。手取りが30万円になると、節約スタイルをとれば月10万円近い貯金も可能ですし、そこまで貯金する必要がないのであれば、趣味や娯楽などにお金をかけることも可能です。

何を重視して生活するのかによって、ふたり暮らしの生活費の内訳は変わってきます。

 

ふたりの手取り40万円の場合

費目 節約を意識した予算例(円) ゆとりを持った予算例(円)
食費 45,000 80,000
家賃・地代 100,000 120,000
水道光熱費 20000 20,000
家具・家事用品 10,000 10,000
被服・履物 5,000 15,000
保険・医療 15,000 15,000
交通・通信 20,000 20,000
教養・娯楽 10,000 20,000
その他 15,000 20,000
貯金 160,000 80,000
合計 400,000 400,000

ふたりの手取りが40万円のケースでは、家賃を手取りの25%とすれば10万円、30%とすれば12万円となります。水道光熱費と交通・通信費をそれぞれ2万円とすると、家賃を10万円とした場合には26万円、家賃を12万円とした場合には24万円残ります。

その中から、毎月いくら貯金したいかを考えて、残りの内訳の配分を決めていきましょう。毎月手取りの40%を貯金したいなら貯金額は16万円、30%なら12万円、20%なら8万円です。

家賃10万円で毎月16万円の貯金をしたいなら、水道光熱費、交通・通信費などの固定費を除いた10万円で、食費その他の生活費をまかなう必要があります。家賃12万円で毎月貯金は8万円ほどでよいなら、食費その他の生活費は16万円ほどかけられます。それらを、食費や被服費、娯楽費などそれぞれのライフスタイルによって配分して生活していくことになります。

結婚・出産を予定している場合には、一時的に手取り額が半分近く減るケースや、子供が増え、広い家に引っ越す資金や教育資金が必要になる可能性が出てきます。家賃などの固定費は低めに設定し、いつでも家計をスリム化出来るようにしておくと、ライフスタイルの変化にも対応可能な、安定した家計となるでしょう。

 

ふたりの手取り40万円以上の場合

ふたり暮らしで手取り額が40万円を超える場合には、収入に比べて高すぎる家賃の部屋に住むなど、偏った家計にならないように気を付ければ、余裕のある生活が送れるはずです。余裕分を、貯蓄する、趣味にまわす、食事にお金をかけるなど、希望するライフスタイルは様々でしょう。

手取り40万円のシミュレーションの表を参考にして、お金をかけたい所の予算を増やしてみて下さい。ただし、月々の予算を立てる際に、ひとつアドバイスがあります。今はふたり暮らしでも、将来子供が増えるなど家族構成が変わる可能性があるならば、少し長めのライフプランを立ててみることをおすすめします。

ふたり暮らしでは十分な金額でも、子供が増えれば教育資金などが不足する可能性もあります。であれば、今から貯蓄を増やす必要があるかもしれません。反対に、若いうちにしか出来ない経験にお金をかけたいと考える人もいるでしょう。生涯のライフプランを考えてみることで、今必要な貯金額、今お金をかけるべきところが見えてきます。それらを基に、自分たちにとって最適な予算を考えてみましょう。

 

ふたり暮らしの家賃の相場は?

ふたり暮らしをするなら、一般的には2K~2DKは必要でしょう。では、2K~2DKの家賃の相場はどれくらいでしょうか?

家賃の相場は、地域によってかなり差があります。東京の家賃は、全国の平均からみるとかなり高くなりますが、東京都の中でも家賃の高い千代田区では、20万円を超える物件も珍しくありません。一方で、江戸川区や葛飾区など下町と呼ばれたエリアでは、7万円台でも部屋を借りる事が可能です。更に、東京近郊にまで選択肢を広げれば、都内への通勤県内でも6万円台で部屋を借りることが出来るでしょう。

また、ふたり暮らしの場合には家賃だけではなく、両方の通学先や勤務先への通いやすさを考慮して部屋探しをしなくてはなりません。通勤先などへの電車での移動時間以外にも、駅からの距離や買い物の便利さなど、両者のライフスタイルを尊重して部屋を決めることが必要です。

 

ふたり暮らしの生活費の分担法はどうする?

ふたり暮らしをする場合の生活費の分担法は、どうすればいいでしょうか?

それぞれの収入の大きさや関係性によって、負担の仕方はいくつも考えられますが、大きく分ければ以下のようになるでしょう。

 

共通の生活費を折半する方法

共同生活をする上で必要になる共通の費用を折半する方法です。家賃、光熱費、Wi-Fi使用料などが対象と考えられます。食費などは、お互いどのように分担するかで、共通の費用に含めるかは違ってくるでしょう。

また、半分ずつ負担するのか、収入の大きさで負担を変えるのか、お互いの関係性によって負担の仕方を考える必要があります。友達同士のシェアならば、折半もしくは部屋の広さの割合で負担額を決めることが多いでしょう。

 

ふたりの収入を全部合算してお財布を一つにする方法

ふたりの収入を合算して、ふたりで一つの家計と考える方法です。結婚している、もしくは結婚を前提として同棲しているカップルが、共同生活を営む場合に適しています。

  • ふたりの収入を合算して生活費を払い、それぞれがお小遣いを貰う方法
  • どちらかの収入で生活して、もう一方の収入は貯金するという方法

など、具体的な方法は話し合って決めていく必要があります。

ただし、お財布を一つにする方法は、生活費を合理的に配分するには適していますが、プライバシーも大切にしたいと考えているカップルには向かない面もあるでしょう。生活を続けていくには、合理性よりも大切なこともありますから、何が最適かは柔軟に考えていきましょう。

 

ふたり暮らしの生活費の効果的な節約法が知りたい!

ふたり暮らしでは共通で利用できる部分があるため、一人暮らしに比べて、一人あたりの生活費は割安になる傾向があります。

とはいえ、生活には何かと費用がかかりますから、出来るだけ無駄を省いて、節約を心がけたいものです。

 

固定費の節約

固定費とは、家賃や光熱費など継続的に発生する費用です。固定費を下げることに成功すると、その効果は長く続くことから、節約するには固定費が鍵と言われます。

固定費の節約法については、以下の記事を参考になさって頂ければと思います。

すごい節約方法!ズボラでも簡単~手取り20万円代でも1年で100万円貯金生活 | はじめてのひとり暮らし応援メディア|kadode(カドデ)

 

食費の節約

食費は、工夫次第で思い切った節約が可能な費目です。外食が多くなると食費が高くなるので、出来るだけ自炊するのが節約のコツですが、慣れないうちは、なかなか継続が難しいでしょう。

無理をせずに食費を節約するコツについては、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

食費節約のコツをつかんで無理なく貯金しよう!~食費1か月2万円で楽しく暮らす方法 | はじめてのひとり暮らし応援メディア|kadode(カドデ)

 

娯楽費の節約

娯楽費は、人によって金額に大きく差が出る費目です。娯楽費にお金をかけすぎて生活がギリギリという人もいるでしょう。

生活を楽しむことも大切ではありますが、予算の範囲内にすることが必要です。お金をかけずに生活を楽しむ方法はたくさんあります。

その中の一つに、こんな方法はいかがでしょう?

バーチャル旅行を楽しむには?おうち時間でオンラインツアーへGO! | はじめてのひとり暮らし応援メディア|kadode(カドデ)

 

その他の節約方法

その他に、ふたり暮らしの節約法としては、

  • 暑い夏や寒い冬に出来るだけ同じ部屋で過ごすことで、冷暖房費を抑えること
  • お風呂に続けて入ることでガス代を節約すること
  • 家族割を利用してスマホの利用料を下げること

などが考えられます。

 

家賃を下げる方法ってあるの?

固定費の節約が鍵という話をしましたが、その中でも特に大きいのが家賃です。

では、家賃を下げるにはどうしたら良いのでしょうか?

 

企業の住宅手当を利用する

福利厚生が充実した会社では、住宅手当が支給されることもあります。住宅手当などの制度が充実した会社に就職するという方法があります。

 

国の移住促進制度を利用する

東京在住・在勤で、東京・埼玉・千葉・神奈川以外へ転居する人は、条件に合致すれば、移住支援金100万円が貰えるかもしれません。東京近郊、例えば茨城県つくば市などへの移住でも対象になるので、テレワークで通勤の必要がなくなった人などは、新しいライフスタイルを考えてみることも選択肢の一つでしょう。

詳しい条件などは以下のサイトで調べてみてください。

起業支援金・移住支援金

 

交渉してみる

現在の部屋の家賃が周辺の相場に比べて割高と感じる場合には、具体的なケースを例に挙げて、大家さんに交渉してみる方法もあります。

ただし、無理な値下げ交渉は、大家さんとの信頼関係が壊れるリスクもありますので、合理的な範囲で慎重に行うことが大切です。

 

安い物件を探す

都心から離れる、駅から離れる、築年数を気にしない、というスタンスであれば、安い物件を探して引っ越すことも良いかもしれません。

特に、テレワークが浸透し、在宅で仕事をする人が増えています。生活スタイルの変化に伴って、新しい環境で部屋探しをしてみることもおすすめです。

 

ふたり暮らしの生活費と節約法を知って、快適なふたり暮らしを!

親しい友人と、または大好きな恋人や夫婦ではじめるふたり暮らしは、ドキドキで楽しみなことでしょう。ここでは、快適なふたり暮らしをはじめるために、ふたり暮らしにかかる生活費や節約法などを解説しました。

ふたり暮らしでは、一人暮らしに比べると、一人当たりの生活費は安くなることが多いというメリットがあります。しかしその半面、価値観の違う者同士の生活ですので、節約や貯金についての考え方が違うと、お互い大きなストレスを抱えてしまいます。

どんなことにお金を使い、どんなことを大切にするか?この記事を参考に、ふたり暮らしの生活費について話し合い、快適なふたり暮らしを送って頂ければ幸いです。

ハウスコム
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