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    誰でもできる固定費の節約方法とは?【一人暮らしの費用を抑えたい人必見】

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    食費や医療費、交際費など、さまざまな日常の出費で圧迫される月の予算。とくに学生や社会人になりたてで一人暮らしをしている場合は、収入も多くないため無駄な出費は減らしたいものです。

    そこで本記事では、一人暮らしの人でもすぐに試せる固定費の節約方法についてご紹介します。固定費を減らすうえでの注意点も解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

     

    それぞれの固定費の節約方法を解説

    生活の出費を見直す場合におすすめしたいのが「固定費の節約」です。固定費は金額が大きく節約効果が得られやすいことに加え、月々の支払額が決まっていて節約の見通しを立てやすいためです。

    そもそも出費とは、光熱費や食費などの「変動費」と、家賃や通信費などの「固定費」に分けられます。節約をはじめようと考えたときに、たとえばスーパーの買い物で「A店よりもB店に行ったほうが50円安いから、この商品はB店で買おう」などと、細かい変動費から見直そうとする人も多いでしょう。しかし、これでは1回で50円の節約にしかなりません。

    一方で、毎月かかっている固定費のなかで不要な保険があった場合、その保険を解約するだけで月々数千円の節約になりますね。このように、節約効果が高く見直しやすいのが固定費なのです。一人暮らしの生活費を安く抑えたい人は、これからご紹介する固定費を見直してみましょう。

     

    住居費が高い場合

    固定費のなかで大きな金額を占めるのは、家賃や住宅ローンなどの「住居費」です。一般的に、住居費は「手取り収入の3分の1程度」が理想といわれています。まずは現在の住居費を確認し、必要以上に高額ではないかを見直してみてください。住居費が収入の3分の1以上で、月の予算を圧迫している場合は、次のような対策を実践してみましょう。

     

    節約方法①:引っ越して家賃を安くする

    まず、現在契約している住宅の家賃を見直し、高すぎる場合は家賃の安い物件への引っ越しを検討するのがおすすめです。前述のとおり「手取り収入の3分の1程度」がやりくりできる理想の住宅費となるため、たとえば月収が20万円の人は6万円前後の賃貸物件を探さなければなりません。

    しかし、6万円の家賃と聞くと「あまり良い物件が見つからないかもしれない……」と不安になる人もいるでしょう。そこで物件を探すときのコツとして、築20年から30年以上の条件に絞ってみてください。築年数の経過した物件は古くて暮らしにくいイメージがあるかもしれませんが、最近ではリノベーションにより内装は新しいことが多く、低価格で暮らしやすい物件を見つけられます。

    また、これを機に職場に近い地域に引っ越すと、通勤のストレスや疲れを減らすことも可能です。通勤に1時間以上かかっている場合はぜひ検討してみてください。

     

    節約方法②:家賃の値下げを交渉する

    住居費を削減する2つ目の方法として、住宅の契約や更新のときに大家や管理会社に家賃の値下げを交渉してみるのもおすすめです。交渉するときは、下記のようなポイントを押さえると値切りが成功しやすくなります。

     

    不動産会社に交渉を頼む

    家賃や礼金の値切りをしたい場合は、必ず不動産会社に交渉を頼むようにしてください。不動産会社を介さずに直接交渉すると、不審がられたり非常識に思われたりして審査に落ちる可能性があります。管理会社と大家の窓口は不動産会社であることを意識して交渉するのがおすすめです。

     

    値下げしてほしい金額を明確に伝える

    曖昧な金額ではなく「2000円値下げしてほしい」などと、値下げしてほしい明確な金額を提示すると交渉を成功させやすくなります。また「10%安くならないか」などと、パーセンテージで交渉するのもおすすめです。そして「家賃を下げてもらえるなら必ず契約します」と強く伝えることも重要です。

    とくに、長期間空室が続いていた物件は入居者探しに力を入れているので「値下げで契約が確約するんだったら……」と提示を受け入れやすい傾向にあります。

     

    なるべく入居審査前に交渉する

    部屋を検討していきなり値下げ交渉をするのではなく、契約申し込みの直前に交渉すると成功する可能性を高められます。物件の内見を終え、不動産会社と打ち合わせをするときに「値下げをしてほしい」と伝えれば、物件を確約したい不動産会社も最後の一押しとして応じてくれるケースも少なくありません。

     

    エリアの相場より極端に低い金額は提示しない

    値下げ交渉をするときは、その物件のエリア相場を知っておくことも大切です。あまりにもエリア相場をかけ離れた金額で交渉してしまうと、応じてもらえない可能性が高まります。常識の範囲内で的確な値下げを行うためにも、エリア相場を調べておきましょう。

    また世田谷や成城といったブランドエリアは、物件に関わらず家賃が高いケースも多いため、ほとんど交渉はできません。このように、立地が理由で家賃が高くなっている物件は選ばないようにしましょう。

     

    物件のネガティブなポイントを押さえる

    日当たりや設備、近隣環境など、内見時に物件のネガティブな部分を把握し、値下げ交渉の材料にするのも一つの手段です。家賃に対して物件が不釣り合いだと感じる材料をなるべく多く集めると、こちらの予算の都合で値下げを頼むよりも交渉が成立しやすくなるでしょう。

     

    節約方法③:住宅ローンを繰り上げ返済する

    住宅ローンがある場合は、繰り上げ返済を検討してみましょう。金銭的に余裕のある期間を使って効率的にローンを返済すれば、返済期間を短縮したり利息を軽減したりできます。ここでは住宅ローンの繰り上げ返済方法を2つご紹介します。

    • 返済期間を短縮する方法

    一定の期間分を繰り上げ返済することで返済期間を短縮。繰り上げ返済後の月々の支払額は変わりませんが、返済期間が短くなる分、利息を大幅に軽減できます。

    • 返済額を軽減する方法

    返済期間を変えずに月々の返済額を引き下げる方法。月々の出費を軽減させられるので、毎月の予算の負担を早急に改善できます。一方で支払い期間は変わらないため、利息の軽減効果はあまり期待できません。

     

    光熱費が高い場合

    光熱費は変動費に含まれる支出ですが、使用するガスや電気の固定料金を見直すと大きな節約効果を生み出せます。まずは根本的なプランや使用家電の変更を検討してみてください。単にガスや電気の使用頻度を控えるよりも効率的に光熱費を抑えられるでしょう。

     

    節約方法①:ガス・電気の料金プランや契約会社を見直す

    先にもご説明したとおり、まずは現在契約しているガス・電気の会社やプランが自分のライフスタイルに合っているかどうかを見直してみましょう。

    とくに一人暮らしの場合は、家族で暮らす家庭よりもガス・電気の使用料が少ない傾向にあります。こうした一人暮らし向けに、安いプランを展開している会社も珍しくありません。たとえば、使用量によって大幅に料金が下がったり、夜間は料金が安くなったりと、幅広いライフスタイルに合わせたプランが展開されています。

    また電気代に関しては、契約しているアンペア数を見直すのも有効です。一般的に、一人暮らしで使用する電力は「20A」の契約で問題ないとされています。そのため、たとえば30Aを20Aの契約に変更するだけでも電気代は大きく軽減するでしょう。一人暮らしで電気をあまり使用しない場合は確認してみてくださいね。

     

    節約方法②:既存の家電を「省エネ家電」に買い換える

    既存の家電を「省エネ家電」に買い換えることも光熱費の削減につながります。蛍光灯をLEDに変更したり、使用頻度の高い冷蔵庫やエアコンを省エネ設計のものに変更したりするだけで、年間を通して大幅な光熱費の削減が可能です。省エネ家電を購入する初期費用は必要ですが、長い目でみると無駄な出費ではありません。

    ただし、省エネ設計だからとやみくもに最新家電を購入してしまうと、家電の購入費で予算が圧迫されてしまいます。一人暮らしの必要予算を圧迫しないためにも、使用頻度が高い家電からできる範囲で購入していくのがおすすめです。

     

    通信費が高い場合

    契約しているキャリアや選択しているプランが自分の使用スタイルに合っていないと、高い料金になってしまいがちな通信費。まずはインターネットの使用頻度と、契約しているキャリアやプランがマッチしているかなどを見直してみてください。

     

    節約方法①:スマホをキャリアから「格安SIM」に乗り換える

    スマホを大手キャリアと契約している場合は、格安SIMに乗り換えることで通信費を大きく軽減できます。契約プランにもよりますが、一般的に大手キャリアと契約している場合の月々のスマホ使用料は「7,000円以上」が相場です。一方で格安SIMの場合は、月々「4,000円前後」に抑えられます。とくにこだわりがない場合は、通信費の見直しを機に、キャリアの乗り換えを検討してみてください。最新の格安SIMは品質も向上しているので、大手キャリアに劣らず十分快適に使用できますよ。

     

    節約方法②:インターネット回線の契約プランを見直す

    スマホだけでなくインターネット回線の契約プランも、固定費の節約を大きく左右する出費の一つです。そして、インターネット回線は大きく分けて「固定回線」と「モバイル回線」があります。それぞれに特化したメリットがあるため、自分のライフスタイルに合ったほうを選びましょう。

     

    固定回線

    在宅で仕事をしていたり家で過ごしたりすることが多い人は、固定回線を契約するとよいでしょう。固定回線はモバイル回線よりも速度があり、安定している点がメリットです。また、格安料金を重視したものから回線速度を重視したものまで、バリエーションが豊富なプランも展開されているため、使用環境や頻度に合わせて選択できます。

     

    モバイル回線

    モバイル回線は、回線工事不要でいつでもどこでも使用できるのが最大のメリット。さらに、大容量通信を格安で行えるプランが多く提供されているため、良質な通信状態を維持しながら通信コストを大幅に削減できます。また引っ越しする際も、外出と同じくルーターを運ぶだけで回線の移動が完了するので手軽な点も魅力です。

     

    保険料が高い場合

    火災保険や医療保険など、一人暮らしだからこそ重要になるさまざまな保険。しかし、入っているプランをしっかり確認しなければ、知らないうちに必要以上に高額の保険料を支払っているケースもあるため注意しましょう。

     

    節約方法①:重複しているプランがないか確認する

    まずは現在加入している保険を見直して、重複したプランがないかをチェックしてみましょう。おすすめされたプランに加入したりセットになっているプランをそのまま選んだりと、保険について詳しくない人は不要な保険料を支払っている可能性があるためです。

    自分のライフスタイルと契約している保険プランをしっかりすり合わせ、不要な部分や重複がある場合は解約やプランの変更を行いましょう。保険会社の窓口やインターネット相談などを利用して、保険の知識をもつ専門スタッフに相談するのも一つの手段です。

    また扶養家族のいない一人暮らしの場合、生命保険の必要性は低いといえるでしょう。なぜなら万が一自分が亡くなってしまっても、経済的に困る家族がいないからです。特別なこだわりがないのであれば解約をおすすめします。とはいえ、病気のリスクを気にしている人もいるかもしれませんので、ご自身に合わせた保険内容に変更してみてください。

     

    節約方法②:インターネットの保険に切り替える

    現在契約している保険の料金が高いように感じる場合は、低料金が魅力的なインターネット保険への切り替えも検討しましょう。

    なかには月々1,000円前後の一人暮らしプランで、窃盗被害や火災被害などをしっかり保証してくれるプランもあります。日常で起こり得るアクシデントを十分にカバーしてくれるので安心です。加えて、インターネットなら時間や場所を問わず確認できるので、気軽に問い合わせられる点もメリットといえるでしょう。

    さらに、万一のためにがん保険や医療保険に入りたいという場合も、インターネット保険なら比較的低価格で加入できます。自由にプランを組み立てられ、金額も月々3,000円前後に収まる場合がほとんどです。

     

    車の維持費が高い場合

    税金や保険料、燃料費など、車を所有していると出費が何かとかさむもの。一人暮らしで車を維持するのは大変ですね。固定費を節約して貯金をしたいと考えている場合は、なおさら車の維持費を検討しなくてはなりません。

     

    節約方法①:車を手放せないか検討する

    根本的に車は多くの維持費を必要とするため、固定費を大きく圧迫します。車の使用頻度が低い場合は車が本当に必要かどうかを考え、手放すことも検討しましょう。とくにこだわりがなかったり、休日以外で使用することがない場合は車を所持するデメリットのほうが大きくなってしまう可能性もあります。また低頻度でも車を使用したい人は、所持している車を手放してカーリースやレンタカーを活用してみましょう。月々の支払いやレンタル料金がかかりますが、車の維持費と比較すると少額で済みます。

     

    節約方法②:自動車保険の見直しをする

    車がどうしても必要な場合は、自動車保険を見直して固定費の節約を図ってみましょう。最近では、インターネットの自動車保険も普及しています。インターネット割引を強みとしている保険会社も多いので、契約時や契約会社の切り替え時には検討してみてください。

    また、運転する人を限定することで保険料を抑えられるプランも珍しくありません。運転者を「契約者本人のみ」や「契約者本人と家族のみ」などに限定するだけで、低価格でも充実した保険プランに加入・変更できます。ただし、契約で限定された運転者以外が車を運転してトラブルを起こしたときには、一切の保証が受けられませんので注意しましょう。車を複数人で使用しない場合のみに適用できる低価格プランです。

     

    固定費を節約するときの注意点

    固定費の節約は、予算を貯金に回したり生活費に余裕を持たせたりと、一人暮らしをするうえで重要なこと。しかし、生活の質を落とすような節約はおすすめできません。

    いくら固定費を節約したいからといって生活を切り詰めすぎると、生活環境の悪化やストレスで体調を崩してしまうことも考えられます。病気になることで医療費がかかったり、仕事が続けられなくなったりすれば元も子もありません。ストレスなく固定費の節約を行うためにも、まずは節約金額の目標を決めてみてください。やみくもに節約をはじめても、達成したい節約金額がなければきりがありません。しっかりと節約の目的、そして具体的で実現可能な金額を決めて取り組めば、効率的に節約を行えるでしょう。

     

    ストレスフリーな節約は、固定費の見直しからはじめよう

    何かと確認をおろそかにしてしまいがちな固定費ですが、細かくチェックしてみると大幅な金額を節約できる可能性があります。貯金を始めたいと考えている人や、月々の支払いが高いと感じている場合はぜひ固定費の節約を検討してみてください。本記事の簡単にはじめられる方法を参考にして、できることからスタートすれば、ストレスなく固定費を削減できるはずです。

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