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ダニから身を守る対策!正しい駆除方法を知って小さな敵を追い出そう

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家庭に潜む小さな敵、ダニ。

気付けば体に赤くなったかゆみを伴う痕があったら、それはダニに刺された形跡かもしれません。

ダニはアレルギーやかゆみの原因になるので、刺された痕跡があったら早めに対処する必要があります。

今回はダニの性質から退治・予防方法を解説します。しっかり対策してダニ被害から身を守りましょう。

なお記事の中にダニの写真は使用していませんのでご安心ください。

 

家の中にいるダニの種類

ダニは昆虫ではなく節足動物の一種で、体長が1ミリ以下の小さな生物です。

家の中にいるダニはヒョウヒダニ(チリダニ)、コナダニ、ツメダニ、イエダニなどが代表的です。

全てのダニが人を刺すわけではなく、この中では主にイエダニが人を刺します。

ツメダニも刺すことがありますが本来は自発的に人を刺す種類ではありません。

しかしどちらにしても、そのダニが生息していることで死骸やフンによるアレルギーが発病したり、エサとするダニが発生するので防ぐことが必要です。

 

ダニによるかゆみ

一番わかりやすい被害は刺されたことによる赤みとかゆみです。

人を刺すのはツメダニとイエダニ。

人を刺すダニは感染症を媒介する場合があるのでとくに注意が必要です。

刺された翌日~翌々日に赤みとかゆみの症状が発生し、かゆみは長ければ1週間以上続く場合もあります。

わきの下やふともも、下腹部のような皮膚の柔らかい場所を刺すことが多いので、赤みの出ている場所でダニの被害だとわかります。

刺された時は患部を清潔にして、必要に応じて塗り薬を使用しましょう。

 

ダニによるアレルギー

ダニは通年性の鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎の原因になります。

中でもヒョウヒダニの死骸やフンがアレルゲンです。

ヒョウヒダニは人を刺すダニではありませんが、こうして人体へ影響を与えることがあります。

ダニは目に見えないサイズの上に繁殖力が高く、フンや死骸はそこかしこに落ちています。ほこりやちりの中にも潜んでいるので、こまめに掃除をしてアレルゲンを取り除くことが重要です。

 

ダニ対策をするべき場所

ダニは気温25~30℃かつ湿度60~80%の条件下で繁殖力が増します。

梅雨明け~秋口は増殖シーズンなので、ここで防いでおきましょう。生物は住みやすく食べ物が豊富な場所に生息します。

ダニは人と同じような環境を好み、人の代謝物や食べ残しをエサとしています。

また、ダニが他の種類のダニのエサになる場合もあるので、生息しやすい場所はしっかりと対策をしましょう。

 

布団やカーペットはエサが豊富

ダニの主食は人のフケや髪の毛、垢、食べカスなどです。

フケや垢は、どんなに体を清潔にしていても新陳代謝によって剥がれ落ちてしまうため、完全に取り除くことはできません。

布団で眠っているとき、カーペットの上でくつろいでいるだけでもダニのエサは増えていきます。

温度や湿度も丁度良く住みやすいため、繊維が密集して隠れやすい布団やカーペットのような布製品、畳などに生息していることが多いです。

ダニを防ぐためには内部に湿気がたまらないようにすることと、シーツの交換や掃除で清潔に保つことが大切です。

 

ほこりがあるところに生息

フローリングでカーペットなどが無いからといって油断はできません。

アレルゲンになるヒョウヒダニはほこりもエサとし、生息することができます。

さらに人を刺す可能性のあるイエダニ、ツメダニなどはヒョウヒダニも食べてしまうので、少しのほこりがあれば充分繁殖することができてしまうのです。

部屋の隅のほこりもダニの温床になってしまうので、掃除の際には気を付けるようにしましょう。

 

有効なダニ対策方法

ダニ対策は「今いるダニの駆除」「ダニのフンや死骸の除去」「ダニ発生の予防」が大切です。

洗濯が可能なものであれば、なるべく丸洗いししっかり乾燥させると良いでしょう。

ダニの駆除には薬剤だけでなく、高温乾燥も有効です。減らした上でダニ除けアイテムを置くなどで対策します。

 

駆除・除去はセットで行う

ダニの除去で有効なのは掃除機による吸引です。

髪の毛やフケなどの餌も生息しやすいほこりも、アレルゲンになるダニのフンや死骸も吸い取ることができます。

ダニは2カ月ほどで寿命を迎えるので、秋頃にはしっかりと掃除機をかけると良いでしょう。

吸引力の強い掃除機で入念に吸い取ることが重要です。

生きているダニは繊維にしがみついて掃除機の吸引を耐えてしまいますので、掃除をする前に駆除をしておきましょう。

 

駆除には洗濯乾燥が有効

布団や洗えるカーペットなどは洗濯することで一気にダニを駆除・除去することができます。

布団はシーズンに1度、シーツはこまめに取り替えて清潔を保ちましょう。

水洗いだけではダニは生き残ってしまうので、必ず洗剤を使用して洗いましょう。

この時しっかり乾かさないと内部の湿度があがりダニが逆に繁殖してしまう可能性があります。

コインランドリーで一気に高温乾燥すると良いでしょう。

ダニの好む湿気をとる意味でも乾燥は有効なので、布団乾燥機はもちろん室内の風通しをよくすることも重要です。

 

洗濯できないものは薬剤と熱で対策

ソファのような洗えないものにはスプレー剤などの薬剤が有効です。

ダニ駆除用のスプレーを使用してから掃除をすることで一気にダニを除去することができます。

しかし表面のダニは薬剤で退治できますが、厚みのある生地の場合ダニが奥に逃げてしまう場合があります。

薬剤と合わせて、ダニをおびき寄せて捕獲・退治ができる対策シートも併用すると良いでしょう。

また、ぬいぐるみなどの洗うと型崩れが心配なものなどは黒い不織布袋やビニール袋に入れて天日干しにするのが効果的です。

ダニは50℃以上の温度だと30分で死滅するため、逃げ場のない高温の環境は耐えることができないのです。

薬剤を使った後や袋から出した後には掃除機を使って死骸を除去しましょう。

 

そもそもダニを寄せ付けないようにする

家のダニを駆除し取り除いたら、次はダニが嫌がる環境にしておきましょう。

服や布団などの布製品を保管する場所はダニ除けシートや防虫剤を置きます。

燻煙剤や予防スプレーなどもありますが、あまり薬剤を使いたくないという人にはペパーミントやユーカリなどの香りスプレーがおすすめです。

虫除けに効果的なミント系の香りはダニの忌避にも使えます。市販のダニ除けスプレーでも天然成分のものが多く販売されています。

 

有名だけど間違ったダニ対策

ダニ対策をいろいろ試したけれども被害が収まらない場合は、対策が間違っているかもしれません。

昔からよくされている布団の天日干しと布団叩きですが、現在はダニ対策としては不十分といわれています。

効果的な方法で駆除をしなければ、ダニは逃げて生き残ります。

この方法がどうして効果が薄いのかを知っておき、今後のダニ対策に役立ててください。

 

天日干しでダニは取り除けない

布団がふかふかになって湿気を取り除くことができますが、ダニ対策としては効果はそれほどありません。

ダニは確かに熱と乾燥が苦手です。

布団を干すことで一時的にダニの住みにくい環境にすることができます。しかしダニが死滅する温度は50℃以上と言われており、気温はどれほど暑い日でも40℃にもなりません。

黒い袋に入れるか炎天下の車の中なら期待できますが、ベランダに普段通り干すだけでは温度が足りずダニは死滅しません。

さらに、熱や刺激を感じたダニは奥の方に身を隠してしまい、生き残ってしまいます。

ダニ対策としては布団の天日干しは有効ではありません。あくまで湿気とり・カビ対策だと知っておきましょう。

 

布団叩きは逆効果

天日干しと合わせて行われることが多い布団叩きですが、こちらも良くありません。

布団叩きでダニはそれほど落ちず、アレルゲンである死骸やフンが砕かれ表面に出てきます。

さらに生きているダニは叩かれた刺激でより深部に潜り、駆除が困難になってしまいます。

そもそも布団叩きは叩くのではなく撫でて汚れを落とすのが正しい使い方です。

ダニを取り除くために行うのであれば、やはり掃除機を使用して吸い取るのが良いでしょう。

 

まとめ:効果的な対策でダニ駆除・除去・予防を行いましょう

ダニを家からゼロにすることは難しいです。ダニは人と同じような環境を好み、人がいる場所にエサがあります。

とても小さいため肉眼では確認できない上、どんな家にでも存在しています。

しかし人への影響を最小限に抑える環境づくりを普段から気を付けておくことで被害を最小限に抑えることができます。

まずはダニのエサになるようなものを放置しないようにしてください。こまめな掃除と効果的な駆除を行い、防虫グッズも活用してダニを予防しましょう。

ハウスコム
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