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一人暮らしのベランダおすすめ活用術【使わないともったい無い!】

目次
一人暮らしで気になるのが、ベランダの存在。
使い道がわからず、ほとんど使わないという人も多いのではないでしょうか?
しかし、ベランダもスペースのうち。狭い一人暮らしだからこそ、ベランダも活用したいですよね。
今回は、一人暮らしのベランダ活用術を紹介します。
一人暮らしにベランダは必要?
一人暮らしの部屋にベランダは必要ないと考える人もいるでしょう。なかには、ベランダなしの賃貸を選択しようと考えている人もいるのではないでしょうか?
一人暮らしの部屋は洗濯機の置き場所がベランダになっている場合もありますが、そうでない場合、洗濯物を室内に干せばベランダはなくても生活できます。
しかし、部屋干しは生乾きの匂いや乾くスピードの遅さが気になるという人、布団やカーペットを定期的に天日干ししたい人にとってはベランダは必需品です。
ベランダが必要かどうかは、一人ひとりのライフスタイルによって変わるのです。
この記事では、一人暮らしのベランダ活用術を紹介しますので、ベランダが必要かどうか判断の材料にしてみてください。
もちろん、ベランダの使い道に困っている人も参考にしてくださいね。
一人暮らしにベランダがあるメリット
一人暮らしの部屋にベランダがあるメリットには、以下のようなものがあります。
- 洗濯物や布団を外に干せる
- ベランダを有効活用できる
- 災害時に避難しやすい
- 雨が降っていても多少窓を開けられる
外に洗濯物や布団を干したい人は多いはずです。とくに洗濯ができない布団は、定期的に天日干ししたいもの。
ベランダがない部屋の場合には窓を開けて干す方法もありますが、窓が開きっぱなしでは空調がきかず、そのまま外出するわけにもいきません。
お風呂場の乾燥機や除湿機、布団乾燥機などが必要ですね。
それだけでなく、火事や地震などの災害が発生した時にベランダがあると外に一時避難できます。
また、ベランダには屋根があるので雨が降っていても多少窓を開けられますが、ベランダがないと雨がすぐに部屋の中に入ってしまいます。
窓を開けて換気をしたい人にとっても、ベランダは便利なのです。
一人暮らしにベランダがあるデメリット
反対に、一人暮らしの部屋にベランダがあるメリットには以下のようなものがあります。
- 掃除が必要
- 不審者の侵入口になってしまう
- 洗濯物に花粉がつく
- 比較的家賃が高い傾向にある
ベランダも掃除が必要です。ベランダの排水口が落ち葉や砂などでふさがれてしまうと、大雨が降った際に雨水が室内へ浸水してしまう可能性もあります。
またベランダは、外部侵入の入り口となる可能性の高い場所です。
女性の一人暮らしを狙ってベランダから部屋へ侵入する人や、ベランダに干していた下着が盗まれる事件なども発生していますので、ベランダがある部屋では戸締りに注意しましょう。
ベランダがない部屋に比べると、家賃が高い傾向にあるのもデメリットです。
一人暮らしのベランダおすすめ活用術
それでは、ここからは一人暮らしのベランダのおすすめ活用術を紹介します。
収納にしてスペースを有効に使う
一人暮らしの狭い部屋で収納に困っている人は、ベランダも収納スペースとして活用しましょう。
外に置いておきたいキャンプ用品などの使用頻度の低いものやストック用の水、収集日までのあいだ一時的にゴミを置いておくのにも便利です。
物をそのまま置くと雨や紫外線で劣化してしまいますので、必ず室外用の収納棚や収納ボックスを使用してください。
室外用収納ボックスを選ぶコツは、大きすぎる物は避けて持ち運び可能なサイズで、劣化しにくい素材のものを選ぶこと。木製や布製はおすすめできません。
ガーデニングを楽しむ
観葉植物や花を育てたり、ちょっとした野菜やハーブを育てるのもおすすめ。
ガーデニングは、ベランダがない賃貸ではするのが難しい事のひとつです。
ベランダの日当たりや風通しの良さを考慮しつつ、育てる植物を選んでみましょう。
初心者でも育てやすいのは、花ならマリーゴールドやアリッサム、ノースポール。ハーブならバジル、イタリアンパセリ、野菜ならハナニラ、ルッコラ、ミニトマトなど、意外と色々あります。
まずは簡単なものからはじめて、徐々に種類を増やしてレイアウトを考えると素敵な空間になりそうです。
ウッドタイルや芝生マットを敷くなど、床にもこだわるとさらにおしゃれになります。
椅子&テーブルを置いて在宅ワークスペースに
新型コロナウイルス流行や働き方改革の影響で、在宅ワークを推進する会社が増えています。
部屋で仕事をするのにうんざりしている人も多いのではないでしょうか?
そんな時は、ベランダに置ける椅子とテーブルを購入し、在宅ワークができるスペースにしてみましょう。
ベランダなら部屋のWi-Fiも拾えますし、日光を浴びたり外の空気を吸ったりして新鮮な気持ちで仕事ができます。
椅子とテーブルは屋根の下に置けるよう、また台風の日には室内にしまえるように、折り畳めるタイプがおすすめです。
人目が気になる人は、日よけオーニングやなどで視線よけしましょう。
「ベランダ飲み」や「ベランダごはん」でリフレッシュ
ベランダでお酒などのドリンクを楽しむ「ベランダ飲み」や、ご飯を食べる「ベランダごはん」も楽しいですよ。
このように、ベランダでアウトドア気分を楽しむのを「ベランピング」と呼ぶんです。
忙しいなどの理由で、なかなか外食したりキャンプに行ったりができず、うずうずしている人はきっとリフレッシュできるはずです。
のんびりくつろぎ空間に
のんびりできるくつろぎの空間にするのもおすすめです。
カバーが洗えるクッションや座椅子、カーペットなどをひいて、思い切って地べたに座ってしまいましょう。
好きなドリンクやお菓子を持って、肌寒い日はブランケットも持って、のんびり読書をしたり映画を見るのも良いですね。
狭い一人暮らしの部屋は圧迫感があり、息苦しさを感じる人も少なくありません。
開放的な雰囲気を味わえば、ベランダがお気に入りの空間になるはずです。
一人暮らしのベランダを活用する注意点
楽しそうなベランダ活用術ばかり登場しましたが、その際注意するべき点もあるので紹介します。
緊急時に備えておく
ベランダは災害などの緊急時、避難経路となる場所です。
いざというときに困ることがないよう、緊急時に使用できる状態にしておく必要があります。
とくに仕切りの前に緊急時すぐに動かせないような物を置いてしまうと、避難の妨げとなってしまいます。
また避難はしごや避難ハッチが設置されている場合には、緊急時にすぐに使用できる状態にしておかなくてはなりません。
場合によっては消防法違反となる場合もあるので、念のため確認しておくようにしましょう。
そもそもベランダは「共用部分」であると定められているため、緊急時の避難経路などとして他の居住者が立ち入る可能性があります。
居住者はベランダを常識の範囲内で好きに使っても良いですが、共用部として使用する必要が発生した場合には、すぐにスペースを作れるようにしておかなければならないのです。
落下や強風で飛ばされないようにする
物やプランターを置く際は、ベランダの柵から外へ落下しないよう、内側に置いたり固定したりする配慮が必要です。
また大きめのチェアや収納ボックスでも、台風や強風で飛ばされてしまわないよう工夫しましょう。
落下物が人にぶつかるなどの大きな事故につながりかねません。
植物に水をやる時も、水が下の階のベランダに落ちないように気をつけて、ベランダの中で水をやるように注意してください。
騒音などに気をつけてマナーを守る
ベランダで大人数で騒ぐ、大声で話すなど、騒音に気をつけましょう。
ベランダで過ごすのは夜の時間は避けるのがマナーです。
また、バーベキューをする・七輪を使うなど、煙や匂いの出る行為は隣人への迷惑になります。
そもそも共用部分であるベランダは火気厳禁のはず。
まずは契約書を読み、マナーを守ってベランダを活用してください。
一人暮らしのベランダ活用術でおうち時間を楽しくしよう!
今回は、一人暮らしのベランダのおすすめ活用術を紹介しました。
してみたい活用術はありましたか?
この機会にぜひベランダのスペースを有効活用して、おうち時間を楽しくレベルアップさせてくださいね!