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ロフトの活用法9選!便利に使って快適に過ごす

目次
一人暮らしは誰にも邪魔されない素敵な生活のスタート。
しかし、家賃を抑えるためにワンルームを選ぶ方も多いはずです。
「できればもう少し広い部屋が良い」と考えた方が思いつくのが「ロフト付きの部屋」ではないでしょうか。
ロフトは、部屋の中に中二階風に設けた空間のことで、本来は「小屋裏物置等」にカテゴライズされる収納スペースです。
狭小なワンルームに設置されていることが多く、同じ部屋面積のワンルームよりも使えるスペースが広くなります。
しかしデメリットもあり、うまく活用できない方も多いです。
せっかくスペースがあるのに、活用できないともったいないですよね。
そこでこの記事では、ロフトの活用法をご紹介して行きます。メリットやデメリットについても紹介しますので、検討されている方はぜひ参考にしてください。
ロフト付きの部屋のメリット・デメリット
活用法の前に、まずはロフト付きの部屋のメリットとデメリットをご紹介します。
ロフト付きの部屋に入居を決める前に検討しておきましょう。
ロフトのメリット
ロフトのメリットとしてあげられるのは、このような点です。
- 開放感がある
- 収納スペースが増える
- 用途別にスペースを分けられる
- 秘密基地みたいでワクワクする
ロフト付きの部屋は、入った瞬間に「広い!」と感じることがあります。
これは、ロフト付きの部屋が通常の部屋よりも天井が高く設計されているからです。
通常のワンルームの部屋は収納スペースが少なくて困ることが多いですが、ロフトがあれば収納スペースを確保できます。
また、通常のワンルームだと何をする時も同じ空間で行うことになりますが、ロフトがあれば用途によってロフト下スペースとロフトで使用スペースを分けられるのも嬉しい点です。
天井が低くて小さなスペースのロフトは、子供の頃に憧れた秘密基地のような雰囲気を楽しめるのも魅力です。
ロフトのデメリット
続いて、ロフト付きの部屋のデメリットをご紹介します。
ロフトのデメリットとしてあげられるのは、このような点です。
- 昇り降りが大変
- 掃除がしにくい
- 夏は暑い
- エアコン代が高くなりやすい
賃貸のロフトの多くは、階段ではなく取り外しできるハシゴで昇り降りをします。
そのため、昇りにくいと感じる方が多いです。体調が悪い時や寝起きは落ちてケガをする危険もあるので注意が必要。大きな荷物を上げ下げするのも大変です。
立ち上がれるほど高さがないロフトも多く、掃除がしにくいのもデメリットです。
また、「ロフトは夏は暑い」とよく言われます。暖かい空気は冷たい空気より軽く、高い場所に溜まりやすいからです。
天井が高い分エアコンの消費電力が大きく、エアコンの電気代が高くなりやすいとも言えます。
ロフトの活用法5選
ロフトのメリットとデメリットを紹介したところで、続いてはロフトの活用法をご紹介していきます。
ロフトを100%活用する方法を知っていれば、ワンルームでは叶わないゆったり快適な一人暮らしも送れるはずです。
ロフトがある部屋での生活がいまいちイメージできない方や、ロフトの良さがわからないという方はぜひチェックしてください。
寝室にする
通常のワンルームのように「キッチンと同じ空間で眠る」のが嫌だという方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、ロフトを寝室にするという活用法です。
スペースを分けることで、水回りや食べ物の匂い、外から持ち込んだ砂埃などが寝具に付着する可能性を低くしてくれます。
軽い布団は持って上がるのも簡単で、もし落としてしまっても大丈夫。
寝具やベッドに部屋のスペースが占領されることなく、下のフロアを広々と使用できるのも嬉しいですね。
書斎にする
集中して勉強などの作業したい方におすすめなのが、ロフトを書斎代わりにするという活用法です。
生活感のあるごちゃごちゃしたスペースでは集中力が続かず「落ち着ける自分の書斎が欲しい」という方は多いものの、一人暮らしではなかなか難しいですよね。
ロフトがあれば、必要なものだけ搬入して理想的な書斎スペースが作れます。
リフレッシュしたい時は下のフロアでゆっくりすれば、気分の切り替えもスムーズです。
収納スペースとして使う
もちろん、収納スペースとしても活躍してくれるでしょう。
シーズンをすぎた洋服やもらいもの、思い出のものなど、「いつもは使わないけど捨てられないもの」の収納場所にぴったりです。
取っ手のある小さめのボックスに収納しておけば散らかりにくく、上げ下げも楽なのでおすすめ。中身がわかるようにラベリングしておくと更に便利です。
洗濯物干しスペースとして使う
洗濯物干しとしてロフトを使用するという活用法もあります。
ワンルームの部屋干しには、
- 部屋の中の見た目が悪くなるので人を呼べない
- 急な来客時に困る
などの難点が。
ロフトで干せば、気にする必要がなくなります。
物干しラックは組み立て式のものを選び、バラバラの状態で持てばハシゴを上るのも楽です。
幅の狭いロフトなら突っ張り棒を設置しても良いでしょう。
くつろぎスペースにする
ロフトはくつろぐスペースとしても活用できます。
収納や洗濯物干しなどは、どうしても生活感が出てしまう下のフロアで済ませ、ロフトは落ち着いて過ごせるように好きなものだけを集めたスペースにしてみましょう。
漫画や小説をおいて漫画喫茶風にしたり、趣味の道具をおいてアトリエ風にしたり、TVやプロジェクターをおいてシアタールーム風にするのも良いですね。
ロフトを快適にする方法4選
ここまでは、いろいろなロフトの活用法をご紹介しました。
ここからは「ハシゴの昇り降り」や「夏の暑さ」など、先ほど述べたロフトの問題点を解決し快適に活用するための方法を紹介します。
エアコンの位置を確認する
入居前には、エアコンの位置を確認しておきましょう。
部屋の断熱や、換気の仕様などによっても変わりますが、エアコンの風がロフトに届く位置なら暑くなりにく比較的快適に過ごせます。
避けた方が良いのは、エアコンがロフトよりも低い位置にある部屋。
先述したように、暖かい空気が上にたまり、冷たい空気は下に降りてしまうためです。
扇風機やサーキュレーターを置いて換気
暑いだけでなく空気の流れが悪くなりがちなロフトはムシムシします。そんなときは扇風機やサーキュレーターを置くのが効果的です。
涼しい風に当たりたい場合は「扇風機」、空気を循環させたい場合は、扇風機より遠くまで強い風を送れる「サーキュレーター」がおすすめ。
サーキュレーターはロフトに置いても良いですが、下のフロアに上向きに置いて冷たい風を上に送るという使用方法もあります。
軽い家具を選ぶ
部屋に置く家具は、ロフトのハシゴを持って昇れるような軽いものをチョイスするのがおすすめです。
例えば、ベッドではなく布団を使用しておくことで、収納スペースにしていたロフトを寝室として使い始めることができます。
ソファではなくクッションや軽い座椅子などを使用していれば、ロフトを寝室として使うのをやめてくつろぎスペースに変えられます。
いつでもロフトと下のフロアの入れ替えができるようにして、飽きることなくロフトを快適に使用し続けましょう。
簡単な掃除道具を置いておく
掃除がしにくいというデメリットがあるロフトには、簡単な掃除道具を置いておくと快適さが持続します。小さなスペースですので、気が付いた時にサッと掃除しておけばひどく汚れる事はありません。
おすすめはハンディモップ。洗うために昇り降りするのは面倒なので、使い捨てタイプが便利です。
カーペットなどを敷くならコロコロもあると良いでしょう。
ロフトを活用して理想の一人暮らしをしよう
ロフトの活用法と、快適にする方法をご紹介しました。
確かにデメリットもありますが、工夫次第で素敵なスペースにできそうですね。
1部屋多い物件に比べてお得な値段で借りられるので、一人暮らしにおすすめです。
ロフト付きの部屋への入居を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。